峠(中) [ツーリング(超100km)]
朝食を軽めに済ませ、
バイクの準備を進めます。
このツーリングのメインイベント、
六十里越えに気が逸ります。
六十里越と八十里越。
八十里越(R289)は、
長岡藩家老、河井継之助が北越戦争に敗れ
会津へと落ち延びた峠として有名です。
深手を負いながら峠を越えた継之助は
只見塩沢で命を落とします。
今回は伺えませんでしたが、
塩沢に記念館があるようです。
残念ながら現在、
八十里越には不通区間があり
三条方面への通り抜けができません。
只見駅あたりで八十里越と分岐する
六十里越(R252)を進みます。
出発して暫く
只見湖は生憎ガスの中でしたが、
更に標高を上げ田子倉湖まで登ると、
すっかりいいお天気になりました。
田子倉レイクビュー
六十里越、雪割街道をのんびりと進みます。
入り組んだ田子倉湖の湖岸線。
生まれ故郷の
フィンランドを思い出します。
全力日本人
新潟県に入りました。
八十里 腰抜け武士の 越す峠
越(こし)を抜け出す継之助とは逆に
私は越の国に入ります。
峠道がひと段落し、
只見線と並走する道になりました。
うまい具合に列車が通りました。
流星号と記念撮影。
構図を整える暇なし。
積雪期にはこの道も閉鎖され、
南会津から魚沼への交通は
只見線のみが背負うことになります。
入広瀬村まで下ったところで、
栃尾(とちお)に向かいます。
栃尾 栃尾が二人を抱いたまま
栃尾 栃尾が空を飛ぶ (1980 沢田研二)
栃尾に寄り道したのは、
揚げたての油揚げを食べるため。
揚げている様子は見学できますが、
撮影NGのため念写しました。おい
トッピングを納豆味噌か刻み生姜かで
迷っていたら、
両方載せてくれました。 神。
一見して厚揚げのように見えますが、
重さはなく、ふわふわした食感です。
ここに来ないと出会えない味。
秋のツーリングでは
ぜひ栃尾を目指してください。
長岡市内に出ました。
本当は青島食堂で
お昼を食べる予定でしたが、
油揚げの腹持ちが良いことと
最近調子に乗ってるという
書き込みを見たので、
どうでもよくなりました。
で、向かった先が山本五十六記念館。
以前から来てみたかった場所です。
バイクを停めていると、
左手のお宅の窓から
布団を干していた奥さんが
声を掛けてくれます。
このあと十日町に向かうことを話すと、
美味しい蕎麦屋さんを
教えてくださいました。
館内では山本長官機の残骸と
戦艦長門の軍艦旗が目を引きます。
このほかにも留学時代の逸話など、
山本五十六の生涯を通して
当時の日本の、長岡人の気概を
感じることができました。
山本五十六揮毫の色紙。
帝国海軍に造詣の深い嫁への
お土産です。
続いて向かったのはここ、
以前の日記にも書いた約束の地です。
三波春夫顕彰碑と隣接する
昔ばなしとほたるの館で
三波春夫展をやっているようです。
受付の女性にご挨拶し、
逸る気持ちで展示室に向かいます。
と、アンドロイドT-800型が
行く手を阻みます。ターミネーターかよ
♪ デデス・デス・デデス
説明を読むと、
昔ばなしを語るため、
2028年から送り込まれた
アンドロイドのようです。
ボタンを押すと、
抵抗軍の語り手、高橋ハナさんの
ホログラムが浮かびます。
4,5分話したのち、
T-800が動きを止めました。
この隙に展示室に向かいます。
記事の切り抜きやレコードジャケットなど、
三波春夫さんの足跡が
部屋いっぱいに展示されています。
これだけ長きに渡って活躍しながら、
隠したい過去のない人も稀有ですね。
本当に黒歴史など微塵もありません。
展示室を出て、
顕彰碑に向かいます。
日当たりのいい東屋で、
田を渡る風に吹かれるのが
今回のツーリングの
ぼんやりとした目的でした。
まだまだ時間はありますので、
ゆっくりしていきましょう。
自動販売機には
お釣りを返さないための仕掛けが
施されていました。
十日町でお土産を仕入れたのち、
バイクの準備を進めます。
このツーリングのメインイベント、
六十里越えに気が逸ります。
六十里越と八十里越。
八十里越(R289)は、
長岡藩家老、河井継之助が北越戦争に敗れ
会津へと落ち延びた峠として有名です。
深手を負いながら峠を越えた継之助は
只見塩沢で命を落とします。
今回は伺えませんでしたが、
塩沢に記念館があるようです。
残念ながら現在、
八十里越には不通区間があり
三条方面への通り抜けができません。
只見駅あたりで八十里越と分岐する
六十里越(R252)を進みます。
出発して暫く
只見湖は生憎ガスの中でしたが、
更に標高を上げ田子倉湖まで登ると、
すっかりいいお天気になりました。
田子倉レイクビュー
六十里越、雪割街道をのんびりと進みます。
入り組んだ田子倉湖の湖岸線。
生まれ故郷の
フィンランドを思い出します。
全力日本人
新潟県に入りました。
八十里 腰抜け武士の 越す峠
越(こし)を抜け出す継之助とは逆に
私は越の国に入ります。
峠道がひと段落し、
只見線と並走する道になりました。
うまい具合に列車が通りました。
流星号と記念撮影。
構図を整える暇なし。
積雪期にはこの道も閉鎖され、
南会津から魚沼への交通は
只見線のみが背負うことになります。
入広瀬村まで下ったところで、
栃尾(とちお)に向かいます。
栃尾 栃尾が二人を抱いたまま
栃尾 栃尾が空を飛ぶ (1980 沢田研二)
栃尾に寄り道したのは、
揚げたての油揚げを食べるため。
揚げている様子は見学できますが、
撮影NGのため念写しました。おい
トッピングを納豆味噌か刻み生姜かで
迷っていたら、
両方載せてくれました。 神。
一見して厚揚げのように見えますが、
重さはなく、ふわふわした食感です。
ここに来ないと出会えない味。
秋のツーリングでは
ぜひ栃尾を目指してください。
長岡市内に出ました。
本当は青島食堂で
お昼を食べる予定でしたが、
油揚げの腹持ちが良いことと
最近調子に乗ってるという
書き込みを見たので、
どうでもよくなりました。
で、向かった先が山本五十六記念館。
以前から来てみたかった場所です。
バイクを停めていると、
左手のお宅の窓から
布団を干していた奥さんが
声を掛けてくれます。
このあと十日町に向かうことを話すと、
美味しい蕎麦屋さんを
教えてくださいました。
館内では山本長官機の残骸と
戦艦長門の軍艦旗が目を引きます。
このほかにも留学時代の逸話など、
山本五十六の生涯を通して
当時の日本の、長岡人の気概を
感じることができました。
山本五十六揮毫の色紙。
帝国海軍に造詣の深い嫁への
お土産です。
続いて向かったのはここ、
以前の日記にも書いた約束の地です。
三波春夫顕彰碑と隣接する
昔ばなしとほたるの館で
三波春夫展をやっているようです。
受付の女性にご挨拶し、
逸る気持ちで展示室に向かいます。
と、アンドロイドT-800型が
行く手を阻みます。ターミネーターかよ
♪ デデス・デス・デデス
説明を読むと、
昔ばなしを語るため、
2028年から送り込まれた
アンドロイドのようです。
ボタンを押すと、
抵抗軍の語り手、高橋ハナさんの
ホログラムが浮かびます。
4,5分話したのち、
T-800が動きを止めました。
この隙に展示室に向かいます。
記事の切り抜きやレコードジャケットなど、
三波春夫さんの足跡が
部屋いっぱいに展示されています。
これだけ長きに渡って活躍しながら、
隠したい過去のない人も稀有ですね。
本当に黒歴史など微塵もありません。
展示室を出て、
顕彰碑に向かいます。
日当たりのいい東屋で、
田を渡る風に吹かれるのが
今回のツーリングの
ぼんやりとした目的でした。
まだまだ時間はありますので、
ゆっくりしていきましょう。
自動販売機には
お釣りを返さないための仕掛けが
施されていました。
十日町でお土産を仕入れたのち、
ほくほく線沿いを西へ。
今日の宿泊地、松代に着きました。
せっかくなので、
今回の新装備のご紹介を。
GIVIのE43NTL-ADV。
Amazon夏のセールで購入したのですが、
ようやく出番が来ました。
※ 脱落防止用ハーネスは自作です
角型のためか収納性が良く、
2泊分の荷物をすべて収めても
お土産を入れる余裕があります。
少し山道を登り、
今夜の宿に着きました。
今日の宿泊地、松代に着きました。
せっかくなので、
今回の新装備のご紹介を。
GIVIのE43NTL-ADV。
Amazon夏のセールで購入したのですが、
ようやく出番が来ました。
※ 脱落防止用ハーネスは自作です
角型のためか収納性が良く、
2泊分の荷物をすべて収めても
お土産を入れる余裕があります。
少し山道を登り、
今夜の宿に着きました。
以前に新米買い出しツーで
お世話になった宿です。
3年ぶり2度目。高校球児かよ
ウエルカム饅頭。
この宿のいいところは、
バイクが停められる
広い屋根付きスペース。
もちろん山並みの景色と温泉、
料理も素晴らしいです。
ご飯は新米の魚沼産コシヒカリ。
明日は台風19号の影響で
各地で雨になるようです。
確率Aの曇り予報だったのにぃ。
天気に文句を言っていても仕方ないので、
雨仕様の荷造りをしました。
ほっかむりの下は雨合羽スペース。
今日も面白い一日になりました。
誰とはなしにありがとう。
明日は早めに出発しましょう。
お世話になった宿です。
3年ぶり2度目。高校球児かよ
ウエルカム饅頭。
この宿のいいところは、
バイクが停められる
広い屋根付きスペース。
もちろん山並みの景色と温泉、
料理も素晴らしいです。
ご飯は新米の魚沼産コシヒカリ。
明日は台風19号の影響で
各地で雨になるようです。
確率Aの曇り予報だったのにぃ。
天気に文句を言っていても仕方ないので、
雨仕様の荷造りをしました。
ほっかむりの下は雨合羽スペース。
今日も面白い一日になりました。
誰とはなしにありがとう。
明日は早めに出発しましょう。