高校生のころ、
国語教師にしつこく薦められた本です。
意地でも読みませんでした(笑)。
若いころは道理のはっきりしない話はきらいでした。
煌々とした手術台の上みたいに、
隅々まで見渡せる本ばかり読んでました。
正確に言うと、見渡したような気分になる本ですね。
そんなうそっぱち、
今思うとミもフタもない話です(笑)。
わっ! 気色わるっ!
お寺が見世物にしていた、お坊さんの亡骸のようです。
修道女ベルナデッタみたいな感じでしょうか?
幾つかの修羅場とか裏切りを体験した今、
禍々しい話って大好きです(笑)。
光の届かない薄暗がりにこそ真実が潜んでいます。
なんちって。