2022 東北ツアー(3)竜飛 [ツーリング(超100km)]
06:53
せっかく屋根のある場所に停めながら、
バイクはびしょ濡れになっていました。
もっと壁際に寄せれば良かったね。
今日の目的地は下北半島なのですが、
天気図を見ると大荒れの予報です。
当初の予定ではR46で雫石を抜けて
盛岡から東北道で一気に三沢あたりまで登り、
下北半島を攻略するつもりでした。
恐山は今日から大祭ということで
是非とも行ってみたかったのですが、
天候の変化を様子見するため
ルートを変更することにしました。
せっかく屋根のある場所に停めながら、
バイクはびしょ濡れになっていました。
もっと壁際に寄せれば良かったね。
今日の目的地は下北半島なのですが、
天気図を見ると大荒れの予報です。
当初の予定ではR46で雫石を抜けて
盛岡から東北道で一気に三沢あたりまで登り、
下北半島を攻略するつもりでした。
恐山は今日から大祭ということで
是非とも行ってみたかったのですが、
天候の変化を様子見するため
ルートを変更することにしました。
多少とも雲の薄い津軽半島側にも
逃げられるよう、
まずは両半島の股座(またぐら)部分、
青森市を目指します。股座言うな
雲行き次第では竜飛岬へ目的地を
変更します。 プランBってやつですね。
何となれば、昨日の川原毛地獄の画像を
恐山と言い張ることも辞さない覚悟です。
辞せ
盛岡も天気が悪そうなので、
田沢湖の東側、R341を北上することに。
鹿角から東北道に乗り青森に向かう作戦。
07:36
八幡平に向かう途中、
トリップメーターが7並びになりました。
家を出てから777.7km走ったのですね。
人の気配のない道路を進んでゆきます。
なかなか休憩するポイントも見つからず、
玉川温泉の看板を頼りに脇道に入りました。
駐車場のおじさんに休憩場所はないか伺うと、
この先は火山性の有毒ガスのため
駐停車禁止なんだって。
昨日伺った川原毛(泥湯温泉)でも、
硫化水素ガスで亡くなった方がいるとか。
甘く見てはいけません。
逃げられるよう、
まずは両半島の股座(またぐら)部分、
青森市を目指します。股座言うな
雲行き次第では竜飛岬へ目的地を
変更します。 プランBってやつですね。
何となれば、昨日の川原毛地獄の画像を
恐山と言い張ることも辞さない覚悟です。
辞せ
盛岡も天気が悪そうなので、
田沢湖の東側、R341を北上することに。
鹿角から東北道に乗り青森に向かう作戦。
07:36
八幡平に向かう途中、
トリップメーターが7並びになりました。
家を出てから777.7km走ったのですね。
人の気配のない道路を進んでゆきます。
なかなか休憩するポイントも見つからず、
玉川温泉の看板を頼りに脇道に入りました。
駐車場のおじさんに休憩場所はないか伺うと、
この先は火山性の有毒ガスのため
駐停車禁止なんだって。
昨日伺った川原毛(泥湯温泉)でも、
硫化水素ガスで亡くなった方がいるとか。
甘く見てはいけません。
08:22
安全にバイクを停められる場所として
教えてもらった
大場谷地(おおばやち)湿原に到着。
バイク右側の柱は積雪計でしょうか。
八幡平の雪深さは聞いてはいましたが、
ここまで雪が積もるのですね。
さて肝心の湿原ですが、
草木が生い茂っており道路沿いの東屋からは
よく見えません。
頻繁に熊が出没するらしく、
湿原の散策路は閉鎖されています。
そうこうしているうち雨が降り出しました。
雨足が弱まるまで東屋で待とうか考えながら
何気なく道路のほうを見たのですが、
居ました。
体長3mはありそうな人喰い熊です。
拡大図
数秒間目が合いましたが、
興味なさそうに藪の中へ消えてゆきました。
ひと気のある八幡平入口までスクランブル離脱。
小熊の近くには母熊がいるので注意せよと
グリーンベレー教室で習いました。
元彌の傍には節子がいるのと同じ理屈。
鹿角八幡平ICから東北道に乗ると、
ずいぶん雨足が強くなりました。
とはいえ当初予定のむつ市を目指し、
東北縦貫自動車道に乗り継ぎ青森東ICまで。
みちのく有料道路に入る手前で
大雨になりました。
道路端で緊急作戦会議を行います。
会議は2秒で終わり、
目的地を竜飛岬に変更する決定が為されました。
さようなら鮪ウニ丼。
R280、津軽半島の東岸を北上します。
天気図の示す通り、
雨はすっかり上がりましたね。
13:30
道の駅いまべつ(今別町)で合羽を脱ぎます。
新幹線・奥津軽いまべつ駅利用者のため、
屋根付きの無料駐車場が完備されていました。
雨の日のツーリングには
こういう施設は大助かりです。
ついでにサーモン丼をいただきました。
竜飛岬まで我慢すれば
ホタテや雲丹が食べられるのでしょうが、
このあたりが今別サーモンの本場と聞いては
素通りすることはできませんね。
肉厚で脂ののったサーモンがたっぷり。
刺身・炙り・漬け、三種のサーモンで1,220円。
これはいい選択でした。
竜飛岬まであと少しのところで、
青函トンネル入口広場の看板を発見。
ちょっと見に行ってみましょうか。
岬まではまだ15kmほどありそうですが、
海底の更に100m下を目指して
北海道新幹線はここから地中に潜るようです。
14:28
なんだかんだと寄り道をしながらも、
とうとう竜飛岬に到着しました。
ここを今回の旅の北限とします。
灯台のあたりまで登れるのですが、
津軽海峡冬景色の歌碑がランドマークに
なっているようですね。
波形のレリーフの中央、
赤いボタンを押すと石川さゆりの歌声が
大音量で流れます。
ポチー
歌声に耳を傾ける流星号。
ビクターのニッパーくんみたいですね。
石川さゆりとデュエットするというのも
旅の目的としていいかも知れませんね。
私はしませんけど。
さてここからは折り返しです。
1,000kmの道を帰ります。
違反・事故のないよう歌碑に手を合わせました。
そういう霊験はないから
今日の宿泊地は青森市内。
駅や港にほど近いホテルサンルート青森、
屋根のある駐輪場所を提供いただける
稀有なビジネスホテルです。
青森駅周辺は制服姿の女子校生が
異常に多いです。
日本人離れしたとんでもない美人も。
言葉も分かりません。おい
若い人には旅に出て、
どんどん人と出逢って欲しいですね。
キーボードやコントローラーは一旦置いて。
このブログで少しでも実のあることを書くなら、
それくらいかも。
碑に刻まれた歌詞。
やや芝居がかった印象がありますが、
吹雪のなか津軽海峡の冬景色を眺めれば
隅々まで合点がいくかも知れません。
となると、いつかは列車を乗り継いで
この地を訪れてみたいものです。
本日の走行距離は379.5km。
家を出てから1,103.6km走りました。
今日のコースをひと言に集約すると
非日常でしょうかね。日本は広いわ。
明日は日本海の海岸線を南下し、
なまはげ捕獲に向かいます。