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2022 東北ツアー(3)竜飛 [ツーリング(超100km)]


2022/07/20

夜来の雨は上がったようです。

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06:53

せっかく屋根のある場所に停めながら、
バイクはびしょ濡れになっていました。

もっと壁際に寄せれば良かったね。

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今日の目的地は下北半島なのですが、
天気図を見ると大荒れの予報です。

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当初の予定ではR46で雫石を抜けて
盛岡から東北道で一気に三沢あたりまで登り、
下北半島を攻略するつもりでした。

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恐山は今日から大祭ということで
是非とも行ってみたかったのですが、
天候の変化を様子見するため
ルートを変更することにしました。

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多少とも雲の薄い津軽半島側にも
逃げられるよう、
まずは両半島の股座(またぐら)部分、
青森市を目指します。股座言うな


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雲行き次第では竜飛岬へ目的地を
変更します。 プランBってやつですね。

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何となれば、昨日の川原毛地獄の画像を
恐山と言い張ることも辞さない覚悟です。
辞せ

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盛岡も天気が悪そうなので、
田沢湖の東側、R341を北上することに。

鹿角から東北道に乗り青森に向かう作戦。

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07:36

八幡平に向かう途中、
トリップメーターが7並びになりました。
家を出てから777.7km走ったのですね。

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人の気配のない道路を進んでゆきます。

なかなか休憩するポイントも見つからず、
玉川温泉の看板を頼りに脇道に入りました。

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駐車場のおじさんに休憩場所はないか伺うと、
この先は火山性の有毒ガスのため
駐停車禁止なんだって。

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昨日伺った川原毛(泥湯温泉)でも、
硫化水素ガスで亡くなった方がいるとか。
甘く見てはいけません。

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08:22

安全にバイクを停められる場所として
教えてもらった
大場谷地(おおばやち)湿原に到着。


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バイク右側の柱は積雪計でしょうか。

八幡平の雪深さは聞いてはいましたが、
ここまで雪が積もるのですね。

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さて肝心の湿原ですが、
草木が生い茂っており道路沿いの東屋からは
よく見えません。

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頻繁に熊が出没するらしく、
湿原の散策路は閉鎖されています。

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そうこうしているうち雨が降り出しました。

雨足が弱まるまで東屋で待とうか考えながら
何気なく道路のほうを見たのですが、

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居ました。
体長3mはありそうな人喰い熊です。

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拡大図

数秒間目が合いましたが、
興味なさそうに藪の中へ消えてゆきました。

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ひと気のある八幡平入口までスクランブル離脱。

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小熊の近くには母熊がいるので注意せよと
グリーンベレー教室で習いました。
元彌の傍には節子がいるのと同じ理屈。

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鹿角八幡平ICから東北道に乗ると、
ずいぶん雨足が強くなりました。

とはいえ当初予定のむつ市を目指し、
東北縦貫自動車道に乗り継ぎ青森東ICまで。

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みちのく有料道路に入る手前で
大雨になりました。
道路端で緊急作戦会議を行います。

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会議は2秒で終わり、
目的地を竜飛岬に変更する決定が為されました。
さようなら鮪ウニ丼。

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R280、津軽半島の東岸を北上します。
天気図の示す通り、
雨はすっかり上がりましたね。

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13:30

道の駅いまべつ(今別町)で合羽を脱ぎます。


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新幹線・奥津軽いまべつ駅利用者のため、
屋根付きの無料駐車場が完備されていました。

雨の日のツーリングには
こういう施設は大助かりです。

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ついでにサーモン丼をいただきました。
竜飛岬まで我慢すれば
ホタテや雲丹が食べられるのでしょうが、

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このあたりが今別サーモンの本場と聞いては
素通りすることはできませんね。

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肉厚で脂ののったサーモンがたっぷり。
刺身・炙り・漬け、三種のサーモンで1,220円。
これはいい選択でした。

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竜飛岬まであと少しのところで、
青函トンネル入口広場の看板を発見。

ちょっと見に行ってみましょうか。

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岬まではまだ15kmほどありそうですが、
海底の更に100m下を目指して
北海道新幹線はここから地中に潜るようです。

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14:28

なんだかんだと寄り道をしながらも、
とうとう竜飛岬に到着しました。
ここを今回の旅の北限とします。

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灯台のあたりまで登れるのですが、
津軽海峡冬景色の歌碑がランドマークに
なっているようですね。

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波形のレリーフの中央、
赤いボタンを押すと石川さゆりの歌声が
大音量で流れます。

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button_osu.png ポチー

歌声に耳を傾ける流星号。
ビクターのニッパーくんみたいですね。

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石川さゆりとデュエットするというのも
旅の目的としていいかも知れませんね。
私はしませんけど。

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さてここからは折り返しです。
1,000kmの道を帰ります。

違反・事故のないよう歌碑に手を合わせました。
そういう霊験はないから

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今日の宿泊地は青森市内。

駅や港にほど近いホテルサンルート青森、
屋根のある駐輪場所を提供いただける
稀有なビジネスホテルです。



青森駅周辺は制服姿の女子校生が
異常に多いです。
日本人離れしたとんでもない美人も。

言葉も分かりません。おい

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若い人には旅に出て、
どんどん人と出逢って欲しいですね。
キーボードやコントローラーは一旦置いて。

このブログで少しでも実のあることを書くなら、
それくらいかも。

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碑に刻まれた歌詞。
やや芝居がかった印象がありますが、
吹雪のなか津軽海峡の冬景色を眺めれば
隅々まで合点がいくかも知れません。

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となると、いつかは列車を乗り継いで
この地を訪れてみたいものです。

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本日の走行距離は379.5km。
家を出てから1,103.6km走りました。

今日のコースをひと言に集約すると
非日常でしょうかね。日本は広いわ。

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明日は日本海の海岸線を南下し、
なまはげ捕獲に向かいます。




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