秋の新米ツアー 2022 [ツーリング(超100km)]
今年も恒例の新米買い出しに出掛けました。
南魚沼産コシヒカリを求めて
津南町に向かいます。
例年は十日町で購入するのですが、
先日の東北ツアーの最終日、
気力不足で周れなかった津南町まで
行くことに。
厳しい暑さも収まり、
気持ちの良い秋の日です。
勿体ない気がして
猿ヶ京から三国峠は下道でのんびりと
越えることにしました。
越後湯沢を過ぎ、
石打からはR353を津南町に向かいます。
途中、清津峡に寄ろうかと思いましたが、
芸術がどうとか辛気臭いのでパスします。
こんな写真いらんし
大自然の中の作為的なオブジェなど、
南魚沼産コシヒカリを求めて
津南町に向かいます。
例年は十日町で購入するのですが、
先日の東北ツアーの最終日、
気力不足で周れなかった津南町まで
行くことに。
厳しい暑さも収まり、
気持ちの良い秋の日です。
勿体ない気がして
猿ヶ京から三国峠は下道でのんびりと
越えることにしました。
越後湯沢を過ぎ、
石打からはR353を津南町に向かいます。
途中、清津峡に寄ろうかと思いましたが、
芸術がどうとか辛気臭いのでパスします。
こんな写真いらんし
大自然の中の作為的なオブジェなど、
お城の『おもてなし武将隊』と同じくらい
要りません。個人の感想です
要りません。個人の感想です
津南町に入りR117を西へ。
津南観光物産館で
精米したてのコシヒカリ新米を購入、
自宅まで発送をお願いしました。
イメージ
これで主目的は完了です。
残った時間は津南の色んな場所を
見て回ることにします。
と、その前に併設の食堂で腹拵え。
前回食べ損ねた新潟タレかつ丼です。
津南産妻有(つまり)ポークの熟成肉だとか。
わらじかつ(秩父・小鹿野)より肉厚ですが
脂っぽさはなく、折角のコシヒカリを
台無しにしていませんね。
R117を更に西へ。
長野との県境を越えて森宮野原駅(JR飯山線)へ。
積雪量(7.85m)を示す標柱。
信濃川と中津川の合流するところ、
津南の町は蛇行する流れが造ったということが
よく分かります。
河岸段丘の様子が見て取れます。
水が豊富で肥沃な土地が、
美味しい米を生む条件なのでしょうね。
このあたりは夏の日照時間が長いというのも
米どころとして大切なことなのでしょう。
少し南に移動します。
信濃川の対岸に渡り龍ヶ窪まで。
苗場山からの湧き水が豊富な場所。
観光案内によると毎分30トンの湧水量があり、
一日で池全体の水が入れ替わる計算とか。
ブナの散策路を奥に進むと、
水の音が聞こえてきました。
水の湧く森は神々しく、
龍の住処と思われたのも合点がゆきます。
スギヒラタケ(毒)。
妻有一帯では芸術祭を開催中だとか。
見物人は集まるでしょうが、
神様が住み辛くならないか心配ですね。
大地の芸術祭 2022
ほどなくして池の畔に出ました。
膨大な湧水量の割に水面は静かです。
空っぽに見えるけれど
奇麗に澄んだ水がある
神を斎(いつきまつ)る場所に
相応しいですね。
ちょっと怖い写真 ↓ が撮れました。
水しぶきだよね? (; ゚∀゚)
駐車場に戻ったところで 14:26。
もう一か所行けそうですね。
中津川の東岸、見玉公園に向かいます。
まずは見玉不動尊。
眼病治癒に霊験があるそうですが、
同時に境内は
苗場山からの湧き水が豊富な場所だって。
水飲み場。
つい人喰いアメーバを心配する私は
別のバイ菌に冒されているのかも知れません。
冬の降雪でヤレてはいますが、
奇麗に手入れされた境内です。
石段を登りながら、何となくの印象で
東北の山野と比べています。
生まれたばかりの子どもが
人間社会の中で成熟するにつれ
神様の属性を忘れてゆくとすると、
こちらのほうが1~2歳、
年嵩の感じがします。
利口になるのは大切ですが、
原始宗教のような荒っぽさを失くすのは
少々惜しい気がします。
米作は共同作業。
社会性の成熟は必是なのでしょう。
見玉公園に移動し『石落とし』の絶景を
眺めます。
石落としというのは、
中津川左岸の絶壁(柱状節理)のことだそうです。
少し時期が早かったのですが、
紅葉の頃の風景は見事だとか。
気付いたらすっかり影が長くなりました。
そろそろ帰らないとまずいですね。
峠道はオバケが出ますし。
見上げた空には鳳凰が。
ひょっとしたらとんでもない所に
来てしまったのかも知れません。
帰りみち、見事な杉板のビルディング。
今度来るときには宿を取って
ゆっくりと散策することにしましょう。
てな感じで秋の一日が過ぎてゆきました。
津南町の皆さま、お邪魔しました。
やけに殊勝な感じで、おわり。