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2022 東北ツアー(4)男鹿 [ツーリング(超100km)]


2022/07/21

6時前にホテルをチェックアウトしました。

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雨の止み間を突いて
海岸線に出てしまおうという作戦です。

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06:30 

市街地を抜けR7へ。
弘前に向かう山越え道の手前で
とうとう雨雲に捕まりました。

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今回のツーリングで一番の大雨。
秋田沿岸部が晴れるとの予報が
唯一の心の支えです。

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弘前を諦め、浪岡五所川原道路へ。
この天気では岩木山も望めないでしょうし。

鯵ヶ沢ICで降りたあたりで
ようやく雨が止みました。

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08:51

記憶を頼りに北金ヶ沢の大イチョウまで。
2012年夏のツーリング以来ですね。


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10年が経ち、周囲の案内看板は
すっかりヤレてしまいましたが、
肝心の大イチョウは寸分変わらぬ姿で
沢山の葉を繁らせていました。

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思い出の場所で長めの休憩を取るつもりが、
また雨が降り出しました。

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09:22

暫く走ったところで本降りに。
道の駅で雨宿りすることにしました。

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営業開始前でしたが炭は熾きているらしく、
見かねたおばさんがイカを焼いてくれました。

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お陰様で元気がでました。
少ししょっぱかったですけど。文句言わないの

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10:08

40km超、長大な深浦の海岸線を南下するうち
雨が止み晴れ間が出てきました。

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ここまで来ればひと安心。
合羽を脱いで走ることにします。

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みるみる晴れ間が広がりますが、
気温は低めで走りやすいコンディションです。

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秋田との県境が近付くにつれ、
遠く白神山地が見えてきました。

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ここまでの行程で一番気持ちいのいい
瞬間がやってきましたね。

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12:00

道の駅 みねはま

焼けた陶器製のお皿に盛られたカレーは
ぐつぐつと煮え滾っています。

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食べてる途中、秋田美人の店員さんから
かぼちゃをいただきました。

道中で傷がつかないよう、
カメラケースに仕舞いましょう。

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調子が出てきた勢いで、
男鹿半島の『なまはげ館』にナビをセット。

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10年前のツーリングでは時間がなくて
伺うことができなかった場所です。

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12:53

八郎潟上空の開けた景色。

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海から湧き立った雲が帯状に伸び、

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あのあたりで雨を降らせているようです。

男鹿半島に寄り道することで
うまく雨雲を躱せればよいのですが。

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13:52

男鹿半島は地図で見るより奥が深く、
なまはげ館に到着したのは14時前。

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何やら音がする方向に行くと
面を打つ実演を行っていました。

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アンパンマンで喩えると
ジャムおじさんですね。

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シアターでは各地区での様子が
上映されていました。

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ギャン泣きする子どもを見るのが好きな方は
ぜひ。事案

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映像を見ていて思ったのですが、
なまはげという行事は
子どもを怖がらせて躾けるのではなく、

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酒や料理で懐柔しつつわが子を庇うことで
親の絶対的な愛情を示すのが
真の狙いなのではないでしょうか。

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心の拠りどころさえあれば、
人はなんとか頑張れますので。

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むしろ子どもに向けてというよりも、
親であること、親になることの覚悟を
試される場であるような気さえします。

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圧巻は男鹿全地区のなまはげ面を
一堂に展示したホール。

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あと5年、同じ会社で働くと決めたけど
元気なうちに各地の民俗や伝承に埋もれる
生活がしたいですね。

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なまはげ館。

なかなか全てをご紹介することができません。
ぜひ一度足を運んでみてください。


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14:21

今夜の宿は湯野浜温泉(山形県)に取りました。
ナビに入れてみると到着時刻は19時すぎ。

食事つきの民宿ですので、
これはちょっとまずいです。

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窮地を救ってくれたのが
秋田自動車道から繋がる日本海東北自動車道、
日東道と呼ぶみたいです。

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お陰様で大幅に時間短縮、
17時頃に酒田に到着することができました。

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つい鳥海山に見とれてしまいました。
写真に収めたら急いで宿へ向かいます。

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今夜お世話になるのは
温泉民宿・真砂子(まさご)屋さん。

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バイクを停めたら早速夕陽を眺めに
海岸へ向かいます。

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18:24

気負った割には微妙な夕日でした。

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この宿の特色は豪華な夕食です。
駐輪場所に屋根がないことなんて
小さい小さい。

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御膳には蟹が一杯添えられています。

お金の話をするのは無粋ですが、
これで1泊8,400円はお得ですね。

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満腹になったら温泉で疲れを癒すことにします。



今日の走行は406.1km。
出発以来、1509.7km走りました。

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今日の出来事を表現する言葉は
一陽来復ですかね。

明日は例の現場に向かいます。




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