2022 東北ツアー(4)男鹿 [ツーリング(超100km)]
雨の止み間を突いて
海岸線に出てしまおうという作戦です。
06:30
市街地を抜けR7へ。
弘前に向かう山越え道の手前で
とうとう雨雲に捕まりました。
今回のツーリングで一番の大雨。
秋田沿岸部が晴れるとの予報が
唯一の心の支えです。
弘前を諦め、浪岡五所川原道路へ。
この天気では岩木山も望めないでしょうし。
鯵ヶ沢ICで降りたあたりで
ようやく雨が止みました。
08:51
記憶を頼りに北金ヶ沢の大イチョウまで。
2012年夏のツーリング以来ですね。
10年が経ち、周囲の案内看板は
すっかりヤレてしまいましたが、
肝心の大イチョウは寸分変わらぬ姿で
沢山の葉を繁らせていました。
思い出の場所で長めの休憩を取るつもりが、
また雨が降り出しました。
09:22
暫く走ったところで本降りに。
道の駅で雨宿りすることにしました。
営業開始前でしたが炭は熾きているらしく、
見かねたおばさんがイカを焼いてくれました。
お陰様で元気がでました。
少ししょっぱかったですけど。文句言わないの
10:08
40km超、長大な深浦の海岸線を南下するうち
雨が止み晴れ間が出てきました。
ここまで来ればひと安心。
合羽を脱いで走ることにします。
みるみる晴れ間が広がりますが、
気温は低めで走りやすいコンディションです。
秋田との県境が近付くにつれ、
遠く白神山地が見えてきました。
ここまでの行程で一番気持ちいのいい
瞬間がやってきましたね。
12:00
道の駅 みねはま
焼けた陶器製のお皿に盛られたカレーは
ぐつぐつと煮え滾っています。
食べてる途中、秋田美人の店員さんから
かぼちゃをいただきました。
道中で傷がつかないよう、
カメラケースに仕舞いましょう。
調子が出てきた勢いで、
男鹿半島の『なまはげ館』にナビをセット。
10年前のツーリングでは時間がなくて
伺うことができなかった場所です。
12:53
八郎潟上空の開けた景色。
海から湧き立った雲が帯状に伸び、
あのあたりで雨を降らせているようです。
男鹿半島に寄り道することで
うまく雨雲を躱せればよいのですが。
13:52
男鹿半島は地図で見るより奥が深く、
なまはげ館に到着したのは14時前。
何やら音がする方向に行くと
面を打つ実演を行っていました。
アンパンマンで喩えると
ジャムおじさんですね。
シアターでは各地区での様子が
上映されていました。
ギャン泣きする子どもを見るのが好きな方は
ぜひ。事案
映像を見ていて思ったのですが、
なまはげという行事は
子どもを怖がらせて躾けるのではなく、
酒や料理で懐柔しつつわが子を庇うことで
親の絶対的な愛情を示すのが
真の狙いなのではないでしょうか。
心の拠りどころさえあれば、
人はなんとか頑張れますので。
むしろ子どもに向けてというよりも、
親であること、親になることの覚悟を
試される場であるような気さえします。
圧巻は男鹿全地区のなまはげ面を
一堂に展示したホール。
あと5年、同じ会社で働くと決めたけど
元気なうちに各地の民俗や伝承に埋もれる
生活がしたいですね。
なまはげ館。
なかなか全てをご紹介することができません。
ぜひ一度足を運んでみてください。
14:21
今夜の宿は湯野浜温泉(山形県)に取りました。
ナビに入れてみると到着時刻は19時すぎ。
食事つきの民宿ですので、
これはちょっとまずいです。
窮地を救ってくれたのが
秋田自動車道から繋がる日本海東北自動車道、
日東道と呼ぶみたいです。
お陰様で大幅に時間短縮、
17時頃に酒田に到着することができました。
つい鳥海山に見とれてしまいました。
写真に収めたら急いで宿へ向かいます。
今夜お世話になるのは
温泉民宿・真砂子(まさご)屋さん。
バイクを停めたら早速夕陽を眺めに
海岸へ向かいます。
18:24
気負った割には微妙な夕日でした。
この宿の特色は豪華な夕食です。
駐輪場所に屋根がないことなんて
小さい小さい。
御膳には蟹が一杯添えられています。
お金の話をするのは無粋ですが、
これで1泊8,400円はお得ですね。
満腹になったら温泉で疲れを癒すことにします。
今日の走行は406.1km。
出発以来、1509.7km走りました。
今日の出来事を表現する言葉は
一陽来復ですかね。
海岸線に出てしまおうという作戦です。
06:30
市街地を抜けR7へ。
弘前に向かう山越え道の手前で
とうとう雨雲に捕まりました。
今回のツーリングで一番の大雨。
秋田沿岸部が晴れるとの予報が
唯一の心の支えです。
弘前を諦め、浪岡五所川原道路へ。
この天気では岩木山も望めないでしょうし。
鯵ヶ沢ICで降りたあたりで
ようやく雨が止みました。
08:51
記憶を頼りに北金ヶ沢の大イチョウまで。
2012年夏のツーリング以来ですね。
10年が経ち、周囲の案内看板は
すっかりヤレてしまいましたが、
肝心の大イチョウは寸分変わらぬ姿で
沢山の葉を繁らせていました。
思い出の場所で長めの休憩を取るつもりが、
また雨が降り出しました。
09:22
暫く走ったところで本降りに。
道の駅で雨宿りすることにしました。
営業開始前でしたが炭は熾きているらしく、
見かねたおばさんがイカを焼いてくれました。
お陰様で元気がでました。
少ししょっぱかったですけど。文句言わないの
10:08
40km超、長大な深浦の海岸線を南下するうち
雨が止み晴れ間が出てきました。
ここまで来ればひと安心。
合羽を脱いで走ることにします。
みるみる晴れ間が広がりますが、
気温は低めで走りやすいコンディションです。
秋田との県境が近付くにつれ、
遠く白神山地が見えてきました。
ここまでの行程で一番気持ちいのいい
瞬間がやってきましたね。
12:00
道の駅 みねはま
焼けた陶器製のお皿に盛られたカレーは
ぐつぐつと煮え滾っています。
食べてる途中、秋田美人の店員さんから
かぼちゃをいただきました。
道中で傷がつかないよう、
カメラケースに仕舞いましょう。
調子が出てきた勢いで、
男鹿半島の『なまはげ館』にナビをセット。
10年前のツーリングでは時間がなくて
伺うことができなかった場所です。
12:53
八郎潟上空の開けた景色。
海から湧き立った雲が帯状に伸び、
あのあたりで雨を降らせているようです。
男鹿半島に寄り道することで
うまく雨雲を躱せればよいのですが。
13:52
男鹿半島は地図で見るより奥が深く、
なまはげ館に到着したのは14時前。
何やら音がする方向に行くと
面を打つ実演を行っていました。
アンパンマンで喩えると
ジャムおじさんですね。
シアターでは各地区での様子が
上映されていました。
ギャン泣きする子どもを見るのが好きな方は
ぜひ。事案
映像を見ていて思ったのですが、
なまはげという行事は
子どもを怖がらせて躾けるのではなく、
酒や料理で懐柔しつつわが子を庇うことで
親の絶対的な愛情を示すのが
真の狙いなのではないでしょうか。
心の拠りどころさえあれば、
人はなんとか頑張れますので。
むしろ子どもに向けてというよりも、
親であること、親になることの覚悟を
試される場であるような気さえします。
圧巻は男鹿全地区のなまはげ面を
一堂に展示したホール。
あと5年、同じ会社で働くと決めたけど
元気なうちに各地の民俗や伝承に埋もれる
生活がしたいですね。
なまはげ館。
なかなか全てをご紹介することができません。
ぜひ一度足を運んでみてください。
14:21
今夜の宿は湯野浜温泉(山形県)に取りました。
ナビに入れてみると到着時刻は19時すぎ。
食事つきの民宿ですので、
これはちょっとまずいです。
窮地を救ってくれたのが
秋田自動車道から繋がる日本海東北自動車道、
日東道と呼ぶみたいです。
お陰様で大幅に時間短縮、
17時頃に酒田に到着することができました。
つい鳥海山に見とれてしまいました。
写真に収めたら急いで宿へ向かいます。
今夜お世話になるのは
温泉民宿・真砂子(まさご)屋さん。
バイクを停めたら早速夕陽を眺めに
海岸へ向かいます。
18:24
気負った割には微妙な夕日でした。
この宿の特色は豪華な夕食です。
駐輪場所に屋根がないことなんて
小さい小さい。
御膳には蟹が一杯添えられています。
お金の話をするのは無粋ですが、
これで1泊8,400円はお得ですね。
満腹になったら温泉で疲れを癒すことにします。
今日の走行は406.1km。
出発以来、1509.7km走りました。
今日の出来事を表現する言葉は
一陽来復ですかね。
明日は例の現場に向かいます。