机の下より [哀愁]
つい先日、職場で防災訓練がありました。
イメージ(高島忠夫GJ!)
緊急放送があり机の下に潜るよう指示されたのですが、
身体が硬いのと腹周りの肉が邪魔でうまく潜れません。
暗闇、机の下、隣のオサーンの足の匂い。
背中を丸め膝を抱えながら目を閉じると、
遠い昔、母の背中から見た
南海電車の窓の明かりを思い出します。
ぐずる私を背負った母のあたたかな背中...
...
...
あ、あかん!
もうちょっとで、あちらの世界に行くところでした。
たぶんオサーンの足から麻酔性のガスが出ているのでしょう。
でもこんな調子だと本番では確実に死ぬな...
とにかく身体を動かさないといけませんね。
机の下からのそのそ這い出したあとで、
トレッキングシューズを注文しました。
VANS V7153
高尾山、大山あたりから始めます(笑)。
でもなんか、根本的な心得違いをしているような。
2011/05/31 追記
この靴を会社に置いていたことで、
震災の日は歩いて帰宅することができました。
約26km, 6時間。
娘がおにぎりを作って待っていてくれました。
震災の被害に遭われた方々に
心よりお見舞い申し上げます。