燃料コックを交換してみた [バイク整備]
2013/09/22
群馬まで来ました。 自宅から100kmちょい。
家の近くで満タンにし、帰るまでに使い切る計画。
適当な距離まで走ったらそこが目的地。
山に入道雲が湧いてきたのをきっかけに帰ることにします。
コスモス見て蕎麦食べて。 なんてことなく帰宅。 ( ゚∀゚)
久しぶりに県外に出たので疲れました。
ガソリンはリザーブ手前でいい感じ。
タンクを覗くと底が見えます。
日ごろ見られない場所。
念のため秘密のメッセージがないか確認します。
天下一品の丼かよ
意識してエンジンを回したのですがオイル滲みはありませんでした。
やはりエアクリーナーが合っていなかったようですね。
一時は圧縮抜けを疑いピストンリングの交換を考えましたが、
暫くは経過を見ることにします。
掃除がてら気になる箇所をざっと確認。
今日はこのへんにしといたろ。
明日の朝、元気があったら燃料コックを交換することにします。
おやすみなさい。
■
2013/09/23
「元気ですーッ!」
連休3日目。
娘の新作、「自分で答えちゃったよ、猪木」から入ってみました。
言ってみたかっただけで、大して元気でもありません。
作業を始める前に少し予習をしておきます。
まず用意したパーツの確認から。
51023-1267 タップアッシ フューエル x1pc
92150-1358 ボルト フランジ 6x16 x2pcs
92200-0117 ワッシャ 6.5X11.5X0.8 x2pcs
タップアッシにはOリングやフィルタ等、すべてセット済みです。
ワッシャは黒色で、適正トルクで締め込むと
表面のコーティングの擦り合わせでシールされるんでしょうね。
SMを確認すると案の定、締付トルクの指定がありました。
4.9N-mて。 ( ゚∀゚)
そんなレンジのトルクレンチは持っていません。
自転車やカーボンパーツを弄るなら
この機会にトルクドライバを買ってもいいでしょうけど、
そんな予定もありません。
で、デジラチェ(KTC)で力加減の確認をすることにしました。
手持ちのデジラチェでは6.0N-m未満にプリセットはできませんが、
常時トルクが表示されるので何とか使えそうです。
数値的には弱そうですが、やってみると割と締めこむ感じ。
勘に頼るには微妙な感じです。
あと、燃料コックの構造から、そのままではラチェットが
掛けられないことが発覚。
こんな感じで+ドライバービットを使うとなんとかなりそうです。
なんやかや持ってる自分にびっくりだ
作業を開始すると途端に写真が減ります。
蟹を食べるとき無口になるのと同じ理屈ですね。 違うと思うぞ
古いコックを外しました。
タンクを抱えながらの片手作業ですので写真もブレブレ。
だって女の子なんだもん
それほど汚れてはいませんが、
開口部分に塗膜の破片がついていたりします。
綺麗に掃除して新しいコックを取り付けました。
ホース部分にはシリコングリスを薄く塗っておきました。
ホースの着脱が多少は容易になる筈。
悪夢
外したコック。
フィルタ部分(白いところ)には錆やタール類の付着はありません。
タンク内部の状態はいいみたい。 安心しました。
ワッシャにはそれと分かる凹凸はなく、
やはりコーティングの擦り合わせでシール効果を得ているようです。
ちなみにワッシャはR指定。 再利用不可の部品です。
下から見上げてみた。 ( ゚∀゚)
作業自体の難易度はぜんぜん高くありませんが、
小トルクでの締付など勉強になりました。
Oリングの構造などからトルク値に加え、
2本のボルトを均等に締めるのがキモかと思います。
「キモ」で画像検索してみた
上のほうに開口部の写真を載せましたが、
ナットまで隙間がある構造ですから
ミラクル・パワーで締めこむと歪みで燃料漏れを起こすかも。
この程度の作業で大仰な工具は必要ないのかも知れませんが、
私のようなド素人には規定トルクで作業することで、
緩みや歪みへの気がかりを払拭することができますね。
とはいえ、当面は燃料漏れがないか注意を払うことにします。
特に山場やロマンスもなく、ごめんなさい。
君に幸あれ。
【今日のまとめ】
・ 群馬に謝ったほうがいいと思う
・ 純正は健康にいいぞ
・ あそこで猪木は強引だった
・ でも謝らないからね
・ 群馬にも謝らないからね
・ トルク管理も健康にいいぞ
・ で、みのもんたは揉んだのか?