SSブログ

太陽がいっぱい / 謎の金属片 [ツーリング(近場)]


2011/03/27

目覚ましを 6:30 にセットしたのですが、起きたら 09:00 でした。
ミステリーです。

011.JPG



江ノ島にきています。

厚着をしてきましたが、
お昼前頃はポカポカした陽気になりました。

  おっさんの汗  言ってみただけ

春を思わせる暖かさですが気分は晴れません。
実はここに着く2kmほど手前でリアタイヤに異常を感じました。
ぼくの尻に張りめぐらされた超高感度神経網が
異音をキャッチしたのです。    気色わる

  ぷりっ

そんな感じです。
もし小石をハネたなら、

  ぱいん

なんですが、今回のは

  ぷりっ

という感じでした。    さっきから何ゆうとんねん


これはタイヤに何か刺さったか、
ぼくのハートから夢の欠片(カケラ)が弾け飛んだ音です。  その2択かよ

013.JPG

エアが抜けた様子もないのでそのまま暫く走り、
江ノ島の手前でバイクを停めました。

バイクから降りざまにタイヤを見てみるとパンクした様子はありません。

  なぁんだ、いつもの夢の欠片(カケラ)...

おわっ! 何か刺さっとる!!

004.JPG

そやね。

喩えるならば、20ページくらいの資料をホッチキスで綴じようとしたら
なんかヘンな具合になったときの裏側みたいな。  わかりにくい?

何か金属の薄片が2箇所ほどアタマを出しています。

  こういうとき、エアが抜けてないか唾をつけてみるとええよ

今は亡きチェン師の教えがアタマをよぎりますが、  誰やねん
あいにく花粉症の薬がマックス効いていて唾が出ません。 

000.jpg    両方チェンやんけ

問題はこの金属片がタイヤを貫通しているかです。
もし貫通している正真正銘(ほんまもん)のパンクなら、
修理できる場所まで抜かないで走ったほうがいいかも知れません。

000.jpg

試しにスタッド部分をモミモミしてみると金属片もフガフガ動きます。
ラジアルベルトには届いていないような。

  抜いてみる?

岸田今日子似の悪魔がぼくに囁きます。  リアルに怖いぞ

000.jpg

こんなん出ました。

乱れまくりの感情線とか途中からウヤムヤの頭脳線は見ないように。

右側の大きな穴のほうは金属片も小さく
明らかに貫通していませんでしたが、
左側の小さな穴のほうには
やや長めの金属片(写真)がまっすぐ刺さっていました。

   これは微妙だ

すぐさま審判団が協議に入ります。

010.JPG

山というか溝も割と残っていますので、
ラジアルベルトには届いていないような気もします。
唾をつけてチェックしようにも鼻炎薬がマックス...(以下略)

  そうだ!

近くの自販機まで駆けてゆき、日本茶を1本買いました。
もちろん冷たいやつです。
タイヤに塗ると見せかけて飲み干します。

   あのね、喉かわいたの

腸壁から吸収された水分が唾になるまで待ちます。

   うそです

こんなトコで待ってるのもアレですので、   こんなトコって言うな
エアが抜けるかどうかちょっと走ってみることにしました。

0009.jpg

10kmほど走ってセルフのスタンドに給油がてら寄りました。
行きがけに目をつけておいた 148円/little(今日の底値)の店です。

   こういうトコはしっかりしています

エアはやや低めのような気がしましたが、
ブランク明けでしたので元から低かった可能性もあり良く分かりません。

大事を取って修理してしまうのも手ですが、
グリグリ穴を広げての修理は確実にタイヤの寿命を縮めるでしょうから
できれば避けたいところです。
かといってシリコンシール剤なんか入れてしまうと、
次回のタイヤ交換時にホイールを掃除するのが大変だし。


... エアをやや高めに入れて様子を見ることにしました。

見事な問題先送り。
事なかれ主義者の本領発揮です。

024.JPG

30kmほど走って秘密基地に到着しました。

途中、急な加減速や蛇行した道路を選んでタイヤをよく揉んでみましたが、
エアの抜けた様子はありません。
台所洗剤を塗ってみましたが、アブクが出る様子もなし。

   助かったかも

でもひょっとしたらピンホールが開いてるかも知れません。
一週間放置してみて次の週末にエア圧を計ることにします。

   海岸に行って海を見ず

今シーズンの開幕第2戦は自分らしい間抜けな展開になりました。

PS;

例のひざ当ての件ですが、
きつく締めたにもかかわらずズレてきました。

mawashi.png  この図はもうええわ

ズレては上げ、ズレては上げしていましたが埒が明きません。

   ズレたいだけ、ズレてみ

本人の自主性に任せることにしました。

すると本人も思うところがあったのか、ある位置からズレなくなったようです。
固く閉ざしていた心の扉が開き、少年らしい素顔が垣間見えた気がしました。

、秘密基地に着いたらさっそくチェックです。

021.JPG

右側が本物のひざ、左側がダミーです。
ひざ当てというギリギリのプライドでこの位置に留まりました。

ここで見切ってしまうのは簡単です。
でもそれではいいひざ当ては育ちません。

もう少し付き合ってみることにします。



共通テーマ:バイク