SHUGEN [ツーリング(近場)]
胎内を潜るかのようなトンネルを抜け、
もうすぐ大腸なの (うんこ目線)
100人の侍が沈んでいるという湖を見下ろしながら進むうち、 うそやで
山上の修験場に着きました。
センターポジション
山あいに木霊する法螺貝の音が合図。
白装束の男たちがホウホウ言いながら、
山道を飛ぶように駈けます。 ぼくのイメージです
あの世とこの世の境目あたり、
石段を上りきると...
灰色の世界でした。 こらこら
長生きはするもんじゃのう
灰色に囲まれる私。 怒られるぞ
下りはきついのう
大正って、2番目に好きな時代です。
... だからどうしたって思ったあなた、
カラオケでマイウエイ歌って、
ラストのとこでスピーカーがキュイーンってなったらええねん
ほんで終わらんうちに次の曲を入れられたらええねん
神威に気圧されたのか、途中から具合が悪くなりました。
... 単に歩くのがキライなだけとちゃうんかいと思ったあなた、
楽しみにしていたドラマの代わりに笑点が録れてたらええねん
最高画質で録れてる歌丸を見たらええねん
高野山では意外と大らかな感じを受けるのですが、
ここには抜き差しならない緊迫感があります。
マトモに対峙しては到底敵いません。
相手の間合いを外しましょう。
ひと休みして早めの昼食を摂ることにしました。
置物かと思ったぞ (こらこら)
山菜そば。
山菜というより、木の枝が入ってます(笑)。
... 味はともかくとして、ぬるいです。
ぼくの中の海原雄山が牙を剥きます。 おっさんinおっさん(マトリョーシカ状態)
あ、そうか! 標高が高いから! (´∇`) ナットク おいおい
■
帰り支度を始めます。
体調はまだ勝れません。
そうですね... 喩えると木の枝を食べたみたいな感じ(笑)。
アタリマエのことを書いた張り紙。
何を今さら... P子ってのも、おもんないし。
語呂のいいのが逆にハラ立ちます。
... そういうコトなんですね。 ぼくも決して落とすまい。
地獄の入り口
早いトコ、神域から出ましょう(笑)。
R299は夢の中でした。
気が付いたら抜けてたって感じ。
これは危ないと思い、店先のベンチで長めの休憩を取ります。
馥郁たるアロマの香り... (缶コーヒーで何言うとんねん)
家まであと少し。
気を抜かないで帰りましょう。
おわり。
いくら探してもオチなどありませんことよ(お金持ちのお嬢さんみたいな感じで)。
2011/06/13
明け方近く、鼻の穴から金色のえべっさん(体長8cm)が出てきました。
寝ているぼくの脇腹を2,3発蹴ってからどこかに飛んで行きました。
ぼくはもう大丈夫です ウソをつくために補足すんなよ