友子のこと [ツーリング(近場)]
2011/09/06
越生(おごせ)の空は晴れわたっていました。
友子は19歳。
16歳のとき事故で両親を亡くし、
若くして農園を継ぐことになった。
最初は失敗続きの梅干し作りであったが、
友子は頑張った。
そして3度目の夏が来て、
今では高橋さんも舌を巻くほどの腕前になった。
町のみんなは山本さんの次に上手だと噂した。
海へ行くつもりが山へ。
先日の小田原ツーで買うことのできなかった梅干し。
忘れたつもりでいても心のどこかに
蟠(わだかま)っていたのかも知れません。
友子の梅干しは忽ち評判になり、
遠くから多くの人が買いに訪れるようになった。
その姿を暖かくみつめる吉田のおばさん。
友子は梅干しを漬ける。 心をこめて。
そう、
いつもこの時期になると買いに来てくれるあの人。
キアヌ・リーブス似のあの人のために。
越生梅林の近く、特産品の直売所にやってきました。
ここでは近くの農家が漬けた梅干しを買うことができます。
添加物なし。
塩だけで漬けた昔ながらの梅干しだそうです。
とても酸っぱいらしいです。
ハチミツ漬けとか減塩とか...
そんなのは置いてないのよ、坊や
レジのおばちゃんの目が妖しく光ります。
書いてる自分に舌打ちだ
梅干しのパッケージには生産者の名前が入っています。
一番若そうな名前のをチョイスしました。
おっさん名のやつは試合開始早々にスル―しました。
... 吉澤 友子
たぶん19歳。 根拠はないけど、絶対そう。 妄想はよせ
吉澤 友子
■
梅干しさえ手に入れば越生に用はありません。 こらこら
天気もいいので、
どこかで昼ご飯を食べて帰りましょう。
道端の風景。
もうこうなると、著作権うんぬんではなく
ディズニーへの侮辱ですね。
アメリカ商業主義への宣戦布告です。
ミッキー(モノホン)
なんてしょうもないコトを言ってるうちに到着しました。
川越市場の「花いち」です。
ハライチ
12時ちょうどに着いたのに待ち時間ゼロ。
ビバ! 平日です。
実は2日ほど前からイカのことが頭から離れません。
メニューには必ずイカを絡めようと心に決めています。
庶民か うん
限定15食の「箱ウニ定食」に目を奪われながらも、
初志貫徹。
刺身定食1,100円です。
温泉卵が付いています。
この前まで温泉のおの字も言わなかったくせに。
きっと通販で温泉卵マッシーンを買ったにちがいない。
今なら2個ついてるやつ。
温泉卵のクッキングブックがついてるやつ。
たぶん、見開き2ページの。 そないにバリエーションないからね
■
帰り際に川越の町を散策しました。
日差しは強いですが湿気は少なく、
日陰に入ると爽やかな風を感じます。
ひと気のない美術館で記念撮影。
いつも通りの川越でした。
夏から秋に変わる瞬間の、ちょっと気の抜けた川越。
小一時間ほど昼寝をしたかったのですが、
気の利いた木陰のベンチが見つからず。
明日から仕事ですし、体力温存、帰ることにしました。
帰り際に地元の梨園で梨を買いました。
ソフトボールみたいに大きなやつ。 5個1,000円。
ちょっと眠いのでひと眠りします。
ミス・プラム2011の座を賭けた麗子との戦いとか、
山本さんが化学調味料を使っていたコトが発覚し
メダルを剥奪された話とか
吉田のおばさんが実は本当のお母さんだったこととか
色々書こうかと思いましたが、
おもんないのでやめときました。
しんどいし、おっちゃん、ねむねむやねん
あとで文章は直しますが、書きっぱなしで失礼します。
ではマダム、素敵な午後を。