山の里 【下仁田・上野村】 [ツーリング(超100km)]
2011/10/12
秩父。
ティティブとはネイティブアメリカンの言葉で「緑色の男」という意味です。
真に受けないように
とりあえず朝ごはんにします。
干瓢少ないぞ、一郎。 エンピツかと思ったわ。
これから霊場巡りでしょうか。
いつかあのバスに乗ってみたいものです。
さて、そろそろ出発しましょうか。
今日は長瀞、鬼石を通って下仁田に向かいます。
理想大根を思わず買いそうになったぞ
群馬に入ったところでコメリ休憩... ん?
なんか挟まってますね。
ごめんな
蜂です。
どこから連れてきたのでしょうね。
しばらく一緒に走ることにしましょう。
■
新蕎麦を求めて那須・秋畑地区までやってきました。
【参考】 日本の里100選
蕎麦の里。
蕎麦畑に続く細道の入り口にある蕎麦屋さん。
人の気配がありません。
営業は土日祝日だけだって。
残念ですが景色を楽しんだので、いいや。
謎の時計(室内用)。
動いてはいるのですが、3時間強進んでいます。
たぶん電力不足がらみのサマータイムのせいでしょう。 ない
天然記念物の大椿の看板に誘われ山の上へ。
ユンガスの「死の道」みたいです。
キュッってなりました。(何が?)
アタマが蕎麦モードになっていましたので、
とりあえず蕎麦の食べられるお店を探します。
このあたりはおばちゃんの蕎麦打ちスキルが高いので、
どの店に入っても大ハズレはなさそうです。
流石に平日ともなると、
近所の農家の方や近くで作業されている方が目立ちますね。
いい感じです。
名前は忘れましたが、なんか蕎麦のセットです。
新蕎麦かって?
蕎麦食べスキルの低いぼくに分かる筈がありません いばるな
下仁田に着きました。
下ニタッ と書くと、なんだか心がほんわりとしますね。 するか
7月に製造を終了した筈の梨味。 ここではまだ流通していました。
勢いで買いましたが、少し途方に暮れています。
確実に製造後2ヶ月以上
今日の目的は例の東陽軒。 餃子が評判の店です。
過去5回玉砕。
毎回週末に来ては閉店でしたので、
平日の今日、決着をつけに来ました。
まさか今日は来ないだろうと、陽軒も油断している筈です。 名前とちゃうで
遠目に中途半端な暖簾の状態が気になりますが、
これがここのデフォみたいです。
さて、入りましょうか。 スキップで近づきます。
!!!!!
...
家か!?
中華料理屋みたいな普通の家か!? (たむけんでお願いします)
もう廃業とみなすことにしました。
その札、扉に印刷してしもたらええねん。
そういえば「シモニータ」というのは
古代ヒッタイト語で「閉ざされたガラス戸」という意味ですね。
迂闊でした。
今日からキミの名前を「やすみ すぎ夫」とする。
自作 たむけんメーカー
■
明治のころ下仁田は上州姫街道の宿場町として、
また生糸や木材の集積拠点として栄華を極めたそうです。
往時の面影が町のあちらこちらに残っています。
歴史を背負った町というのは、
背筋の伸びた老人のような気品がありますね。
餃子の匂いの消えた町、下仁田に別れを告げ
県道を上野村に向かいます。
橋の上に停めてみた
慰霊の園。
御巣鷹の尾根に向かって合掌するモニュメント。
この村は永劫、亡くなった方がたの慰霊に尽くそうと決心しました。
なんとかブリッジ。
キュッとなりました。(何が?)
キュッ
校庭の少年。
どこかに連れ去ってくれるUFOを待っているのでしょうか。
ぼくにも覚えがあります。
少年の日の有り余る時間。 精一杯、右往左往してください。
村役場。
ベンチ, 自販機, トイレ... すべて揃っているのでよく利用します。
前の川が釣り場のせいでしょうか、見慣れない人間にも寛容です。
まだ14時を少し回ったくらいですが、太陽の力が弱くなってきました。
そろそろ帰りましょうか。
1軒しかないGSは順番待ち。
ヘルメットを脱いでカメラを取り出しました。
何かに急かされることも、何かと競うこともなく
秋の山里の寂しさを愉しむことができました。
やはりツーリングは平日がいいですね。
夏の残骸と、
深まる秋。
君、知るや 山里の秋
大山塊の向こう側に住む友人へ。
おわり。