seven 【水郷・佐原】

2011/10/29

利根川の河川敷には、まだコスモスが咲いていました。

早朝の都内を下道で抜け、
水郷利根ライン, 矢口スーパー堤防（R356）を
東に向かいます。




利根川沿いを走るこの道は信号も少なく、
ところによっては80～90km/hくらいで流れています。

オーバーペースにならないよう、
また、ところどころバンプもありますので
注意して走ります。



実は今朝、
出発前にFブレーキのフルード漏れに気づきました。

　　　心当たり?　あります

先日エア抜きとフルード交換をしましたので、
その際の処置が悪かったのかと。

案の定、エアブリーダーの締め込みが不十分でした。
エアを噛んでいる様子もないので、
とりあえず様子を見ながら走ることにします。　
（´・ω・｀） ショボン1

■

JR鹿島線 十二橋駅までやってきました。




ここ2年ほど伺っていなかったのですが、
例年、この近くの与田浦で
コスモス祭が行われています。

来てはみたものの時期的にはもう遅かったようで、
農地内には入ることができませんでした。
（´・ω・｀） ショボン2


とりあえず駅前の駐車スペースで休憩します。



こんな便所、いややで。  
（´・ω・｀） ショボン3




11時前になったので
お昼ごはんを食べることにしましょう。

本当はコスモスを見ながら
お弁当でもと思っていたのですが、
仕方なくお店に入ることにしました。

佐原といえばここ、山田うなぎ店です。




そんなにお腹がすいていた訳でもありません。
また、日頃それほどたくさん食べるほうでも
ないのですが、



なんとなく大盛りを頼んでしまいました。

ご飯がすりきり一杯入っています。
伊那のソースかつ丼の悪夢が
フラッシュバックします。　【参考】

オーダーしてから40分近く待ちました。

　　　「今日は手薄なのよ」

おばちゃんの言い訳に「どっかの守備兵か」と
心の中で突っ込みます。

稚魚不足でうなぎが高騰しているそうですね。
ちょっと値上げしていました。　
プラス大盛り分150円。

量的には勝機もあったのですが、
ご飯が柔らかめでうなぎに合いません。
ご飯炊きも手薄だったのでしょうか。プチ嫌味

はい、残しました。　　　

大盛りを頼んで残してしまうと
敗北感が5割増しです。
（´・ω・｀） ショボン4

■

結局、昼食に1時間ほどかかりました。

混み合ってきた駐車場から出ようと
エンジンを掛けたのですが、
なんかアクセルのツキが悪いというか、
フケません。

エンジンが完全に冷え切ってしまったのかと思い、
チョークを引いて暖気をしますがいまひとつです。

走り出して数キロでストールの気配。
すぐに道路外のスペースにバイクを停めます。
症状からするとガス欠みたいな感じ。

　　　心当たり?　あります。



フューエルラインを確認します。

コックに繋がる負圧ホースに
亀裂が入っていました。
ガスが落ちてこない訳です。
またホースクランプも紛失しています。

たぶん経年で劣化していたゴムに
トドメを刺してしまったのでしょう。
ホースの取り回しも悪くて
ストレスがかかっていたのかも。

ビニテで補修すると再始動できました。

原因が分かったので、多少は安心です。
もし走行中に再発しても
コックをプライマリにすれば
ストールすることはないでしょう。

はい（´・ω・｀） ショボン5 いただきました。

■

本当は銚子まで行き、
伝説の「醤（ひしお）」を買うつもりでした。

　　　♪ 真っ赤に流れる　ぼくのひーしーおー 
　　　　手のひらを大腸に

と歌われた「ひしお」です。　　　2行削除

ここから40kmほど。
家から更に遠ざかる方向ですのでやめときます。

■

しょうがないので佐原を観光します。
しょうがないて言うな

武男と初めて出会った橋のたもとです。【参考】



伊能忠敬の生家があったようですね。
ちょっと入ってみましょうか。



入られへんのかーい ルネッサーンスのおっさんでひとつ　
（´・ω・｀） ショボン6



木戸に体当たりして入りました。　

うそです。　　
窓格子からカメラを突っ込みました。




忠敬が中2の頃に隠したエロ本を
探しているようです。

　　そんなんやめといたれや
　　　ブラマヨ吉田の感じで




とはいえ佐原の町は
伊能忠敬でぐいぐい押してきますね。



伊能忠敬像　その1



ぴらっ。



ぽっ。



伊能忠敬像　その2



ぴらっ。



ぽっ。




...　飽きた。


裾をぴらっとした感じにするのが
シキタリのようです。

ぴらっとした部分は必ず師匠が仕上げます。
あ、あと右足はキュートな感じで。

　　　どうでもええわ　うそやし

ひと休みすることにしましょう。



お。




基本、お煎餅屋さんみたいなので、
ご機嫌を損ねないよう
お煎餅を買うことにします。大人のたしなみ

でも、「手打ち」と自慢げに大書きした
蕎麦屋に入ったとき、
店主が作務衣なんか着てたりしたら
カツ丼を頼むこともあります。

　　　まだ奴らと戦う気持ちは失っていません 誰?


お勧めはこの炭焼きのやつらしいです。



買って帰って家で食べましたが、
なるほど香ばしくておいしかったです。

でも口の中の水分が全部持っていかれます。
ちんすこう（沖縄県）並の攻撃力です。
夏の旅行に持参して
友達を困らせるのに最適ですね。


続いて芋アイス。



アイスひねり出しマッシーンみたいなのが
見当たらないのでどうするんだろ? と
思っていたら、

もうアセンブリ済みのものが
冷蔵庫から出てきました。

　　　マスオさんなら、
　　　ぜったい「エー」って言うと思います
　　　いったん思い直しつつも、
　　　再度 「エー」 って言うと思います

アイスはおいしかったけど、
（´・ω・｀） ショボン7 にしときます。

■

いや、遊んだ遊んだ。
そろそろ帰ることにしましょう。





途中、コメリでホースクランプを仕入れました。
コメリは絶対に裏切りませんね。




都合7つほど（´・ω・｀） ショボンな出来事も
ありましたが、
ちょっとした切なさや不便が
旅の醍醐味なのだとしたら、
そこそこ面白いツーリングではなかったかと
思い直しています。

　「今日はそういう感じの日なんや」

朝のブレーキフルードで
多少の心構えができていましたので、
なんとか冷静に対処することができました。

■

帰ったらwebikeから荷物が届いていました。

当日便だって。近所って便利ですね。



純正のクラッチケーブル、ほかです。



やっぱタイコはこっち（金属カバー）がいいわ。




そうそう、
負圧ホース一式を注文しないといけませんね。
この際ですから
フューエルラインも総トッカエしましょう。

これから寒くなると、
傷んだゴムパーツに注意が必要ですね。


ではまた。 （´・ω・｀）ﾉｼ