パーツ泥のこと

2012/03/10

また狙われました。

この前と同じ手口です。
バイクカバーの一部を切り裂きブレーキパーツを狙ったようです。

前回はnissinのラジアルポンプを盗まれましたが、
流石に金にならないことに気付いたのか
今回ラジアルポンプは無事でした。
前回被害に遭ってから行った防犯対策が多少は奏功したのかも。



【被害状況】

　代わりに今度はキャリパー（左側）を狙われましたが、
　盗難防止ボルトを使っていたので無事でした。
　ゴソゴソしているうちに振動でアラームが発報したようです。

　ブレーキラインのバンジョーボルトが緩められていたため
　フルードが漏れ出してはいたものの、
　短時間でキャリパーを外すことはできなかったようです。
　車両にもほとんどダメージは受けていません。



　右側のキャリパーには手も付けていませんでした。
　カッコ悪くてメンドくさい板切れでしたが使い続けて良かった。

【警察の対応】

　盗まれたものはありませんでしたが、
　警察の方が3人来て指紋を採って行きました。
　手数（かず）を掛けて申し訳ないような気がしましたが、
　些細なことでも通報して貰えると助かると
　逆にお礼を言われてしまいました。

　近隣のマンションを含めて防犯カメラが3台あるようです。
　あとは警察にお任せします。



　指紋採取のあと警察の方が綺麗に拭き掃除してくれたのですが、
　太陽の下で見るとまだ薬剤が残っているようです。

【復旧作業】

　緩められたブレーキラインのクラッシュワッシャを交換し
　規定トルクで締めました。　　
　完全にフルードが抜けていましたのでエア抜きにはひと苦労です。

　どこまで触られた（緩められた）か分からないこともあり、
　各部のボルト, パーツ類をひと通り確認しました。
　自然に緩んだと思われる箇所も見つかりましたので、
　いい点検になったのかも知れません。（ポジティブ思考 笑）

　更に防犯対策を固めたうえでとりあえずひと段落です。

【思うこと】

　犯人がここを見ているとも思えないのですが、
　あまり自分のバイクのこと、特に防犯対策については
　公開しないほうがいいのかも知れませんね。
　皆さんもお気を付けください。

　犯人は工具が使える人のようですから、
　バイクやその整備なんかにも馴染みが深い人なんでしょう。
　会って話してみると悪い人じゃないのかも知れません。

　でもどう割り引いて考えても根本的に間違っています。
　他人のものを傷つけたり盗んだりするのは良くないことです。
　その瞬間、ご両親は泥棒の親になりお子さんは泥棒の子になります。
　なによりも僅かな金と引き換えに自分を汚すのはつまらない。


　少々喋りすぎました（笑）。