八王子の怖いとこ

2012/06/24

八王子の怖いとこに行ってみました。　タイトルそのままやね

途中、訪れた者を威圧し警告を発するかのような幟や、


                      　　
タイヤに挟まった人骨（のようなもの）、



更には走行距離が60,000kmを超えるなど、


もう査定はつかない

なにか見えない力、
私がそこに近づくのを拒むかのような禍禍しい力を感じました。

　　お前のようなナイスミドル（死語）が来るところではない

何度も行こうか戻ろうか逡巡しているうち、着いてしまいました。
八王子城跡です。



ボランティアのおじさんがガイドしてくれるようです。
首を90°横に曲げ、目を合わせないように通ります。
　　　　　　　　　　　むしろ声を掛けられるわ



御主殿跡というのが、とっても怖いトコのようです。
色んな心霊スポット紹介でよく目にします。
目にするだけですので、読み方が分かりません。



行ったかって?　　　∩( ﾟДﾟ ） ﾊｱ?

　　んなもん、行くわけがありません。
　　んなもん、行くわけがありません。　　2回言いやがった

そんな私の心を見透かすかのように、
山から怖い感じの風が一陣吹き下ろしてきました。


ごめんなさい、うそですうそですってば

悲運の北条一族が眠るこの山に来ながら、
ご挨拶せずに帰るという訳にはいきませんでゲスね。 卑屈な感じで

意を決して城主・北条氏照の墳墓にお参りすることにします。



（せや、道が分からなくて行けなかったことにすればええやん）



はい、見透かされてます。
こんなんされたら、ぜったいに迷いようがありません。

途中、怖い感じの家があったりして、恐怖は最高潮に達します。


住んでいる人、ごめんなさい

人家が絶えたころ、山の奥へと続く道に出ました。
ザイルなしでは登れないような急勾配が延々と続いています。


チビッコもらくらく

そのくせ、私が履いているのはバイク用のブーツ。
夏の海辺で女の子（15）が履くような華奢なブーツです。　　ない



こんなので急な山道を登るのは明らかに無謀です。
遭難したら八王子の皆さんにご迷惑をお掛けしてしまいますし、
アルピニストの野口健さんにやさしい声で怒られてしまいます。

　山をナメるな（やさしく）

そういえばバイクも道端に停めてしまいました。



もし緊急車両（車幅7m）の邪魔になったら、
お詫びのしようもありません。  

　　見たことないわ

ということで帰ることにしました。　決断、早っ


マッハ3

私はいま、とても後悔しています。
軽率な考えで険しい山に入ってしまったこと。
浮ついた気分で北条一族の土地に足を踏み入れたこと。
そして鎌倉幕府の北条氏とごっちゃになってたこと。


押しボタン式やめました

皆さんにはもうこんな過ちを犯して欲しくない。

本来なら筐底深く秘して葬るべき日記でしたが、
自戒の念を籠めて公開することにしました。

だから、ちょっとグダグダな感じなのは仕方ないと思うねん。



おわり。