奥の細道 [バイクの周辺]
旅に病んで
夢は枯野を駈けめぐる、 なんてね。
- マッツオ・バッシオ(1644-1694 伊)
風邪をひいてしまったようです
2012/06/30
対岸の子どもたちの飯盒炊爨の声を聞いているうち
つい転寝してしまいました。
ほんの5分くらいなんですけどね。
夢を見たような気がします。
他人の人生を覗き見した気分というか前世の記憶というか。
ま、それはそうとして、ぼくもお昼にします。
うん、いい仕事してますね。 (骨董ヒゲめがねでお願いします)
山に降った雨がV字谷に流れ込むこのあたり、とても水が豊富です。
ぐわんぐわんと脈を打って流れています。
水・谷・豊
フォークオイルを交換してから、ちょっと硬めの乗り味になりました。
高速道ではいい感じでしたが、
荒れた一般道ではガタガタと頭のネジが緩みそう。
SAE15は硬すぎかもね(笑)。
今回からまたフォークスタビに戻しました。
フロントの剛性がオイルに負けそうな気がして(笑)。
と、インナーチューブには鍍金のくすみと細かな縦筋が。
オイル漏れも近いかも知れません。 ( ゚∀゚)アハハ
ばっくん、行ってみたよ。 (´∀`●)
いや、本当に行こうとしたんだ。 (´∀`●)
でもムリだった。 ここでUターン ( ゚∀゚)アハハ
前回よりは300mほど奥まで入りました。 褒めて。
先日の台風の影響なんでしょうか、湖畔の周回路もダメ。
橋の上にバイクを停めてもんまりします。
自宅から70kmほどの近場ですが、
山からの涼しい風と水の音で、乾麺のような脳味噌が
徐々に解れてきます。
日ごろの生活ではひと晩眠れば一旦リセット。
また新しい翌日を迎えるのですが、
旅先で宿を取ると前日の気分をひきずったまま
今日のぶんが書き足されて行きますよね。
枕が替わって落ち着かない。
自分のペースとちょっと違う、どこか浮ついた感じ。
それも旅情の一部分なんでしょうね。
普段より5cmほどズレた自分。
そんなのが4,5日も続けば自分の存在もますます曖昧になって、
気がつけば半透明のnoname-rider (笑)。
他人から定義されることの煩わしさと不自由。
乞われて全国を旅した俳聖は、
むしろそのビッグネームが疎ましかったのかも知れません。
勝手な想像ですけどね。
ちょっとニュアンスが違うかも知れませんが、
実名敬避俗ってのもありますし。
千と千尋のテーマにもなっていましたね。
そうそう、
私ごとですが、夏の計画が徐々に固まってきました。
あとは予算を捻出するだけ(体力アップも 笑)。
下駄庫
あとひと息。
あとひと息で夏です。
ちょっと長めの旅に出て半透明のおっさんになりましょう(笑)。
ま、おっさんはおっさんなんやけどね
おわり。