挑戦するということ （FANATIC ハンドルウエイト）

胎内仏（たいないぶつ）、
というものがある。


   国宝・法隆寺聖霊院聖徳太子坐像の胎内仏

辞書を紐解くと、

 平安時代以後にみられる
 仏像の胎内に納められた小仏像、

などと書かれている。

何か特別な祈願をするため、
或いは人目に晒すには畏れ多い
秘仏を納めるなど、
その意義や意図には
様々なものがあるらしい。


　曼陀羅寺（愛知県江南市）菩薩像

ただ、マジンガーZの場合のみ
胎内仏ではなく 兜 甲児と呼ぶらしい。
　　
実にややこしい。 それほどでもない



また珍しいところでは仏像の中に
マリア像と十字架が隠されていたものもある。


　阿弥陀如来坐像（埼玉県立博物館蔵）

隠れ切支丹が拵えたものらしいが、
仏と信じて手を合わせていた人にとって
傍迷惑な話で、
信仰が篤ければ篤いほど、
中味を知ったときの落胆は計り知れない。


　　
　プーさん ＝ おっさん



　　うん。

すみません、完全に導入部を失敗しました。
文化的な香りを狙ったのですが、
3行目くらいから負けを確信しました。

書き直すのもめんどくさいので、
強引に軌道修正します。

■
2014/05/03

私のバイクは振動が多く、
長時間乗ると手が痺れてしまうことがあります。
正確にはもう一箇所痺れるのですが
ここでは割愛します。 ( ﾉ∀｀)

たぶんハンドルバーを社外品に替えたことによる
マスの低下とか
共振周波数の変化が原因なのでしょうね。



で、GW中の遠出に備え
ハンドルウエイトを取り付けてみることにしました。

ここのところを
胎内仏から無理矢理引っ張ろうとした結果が、
皆さんが冒頭ご覧になった惨状ということになります。

　　実にむごたらしい。　

「いっぷく」（国分尼寺太一）の視聴率くらい
むごたらしい結果ですが、
なにごとも挑戦することが大切やと思うねん。


FANATICファナティック/バーエンド＆インナーウエイトセット

私は社外品のハンドルに交換済みなので
バーエンドを外してハンドルにねじ込むだけですが、
純正ハンドルでは取り付けできないので要注意です。

ま、純正なら最初から詰めものが入っているので
こんなの付ける必要はないのですが。　こんなのて言うな



インナーウエイトは170mmの長さがあるのですが、
ハンドルバーの曲がった箇所まで押し込むと
こんな奥まで入ってしまいました。  (;ﾟ∀ﾟ)



だいたいこのくらい。　
グリップの中間くらいまで入っています。

これで正しいのか良く分かりませんが、
エンドから40mmほどは
バーエンドの取り付けに必要ですので
大間違いということでもなさそうです。



ということで、
取り付けには
長手のヘキサゴンレンチが必要になります。
締め付けると
2箇所のゴムブッシュが潰れて留まる仕組み。

ズレない程度の軽い締め込みで
十分だと思います。


　ヘキサゴンファミリー（絶滅）

最後にバーエンドを取り付けて完成です。
無事に本尊を胎内へと納めることができました。
　　　この期に及んでまだ繋げようとすんのかい



早速エンジンを掛けてみましたが
効果のほどは良く分かりません。

そもそもおっさんはデフォで少し振動しています。
内臓脂肪という
インナーウエイトがあるにもかかわらずです。

　　人体って不思議　(´∀｀)

明日以降、
実際に走ってみて確認することにします。



今までの薄型バーエンドキャップが
気に入っていたのですが
そのままでは来月の車検の際に
寸足らずになることと、
先日グリップヒーターを取り外す時に
横着な作業をして
ネジ穴を軽く舐めてしまいましたので、
今回交換することにした次第。



ついでに
以前から気になっていたブレーキフルードの補充。
併せてブレーキパッドの摩耗具合を確認しました。

最近は基本的なメンテもさぼりがちです。 (;ﾟ∀ﾟ)
新しいものに入れ替え、
念入りにエア抜きしておきました。




クラッチワイヤーとスロットルワイヤーの交換、
あと圧縮漏れを確認しようと
安売りでコンプレッションゲージを入手したのですが
どうも元気が出ません。　( ﾟ∀ﾟ)



とはいえ私のGWはこれからが本番。　
12日まで怒涛の9連休です。
なんとかカラ元気を絞り出したいと思います。 ( ﾟ∀ﾟ)

泊ツー自粛のためあまり遠くまでは行けませんが、
片道200kmほどで
気持ちのいい風景を探してみたいと思っています。
日記でご報告できるよう、
首尾よく行けばいいのですが。

皆さんも事故のない楽しいGWをお過ごしください。


追伸、

7日に上下合わせて400kmほど走ってきましたが、
ウエイトの効果は充分体感することができました。

まったくブレない訳ではありませんが、
高域の粒立った振動が緩和され
手の痺れがありませんでした。

無意識のうちに
ハンドルからもエンジンや車両の調子を
感じ取っているらしく、
終始快調，快適な走行になりました。

ウエイト増に伴う操舵時の
気になるイナーシャもありません。

中空パイプハンドル（長めのやつ）に替えていて
振動に困っている方にはお勧めです。