GWのこと [バイクの周辺]
2016/05/05
今日は子どもの日。 いいお天気になりました。
久しぶりのバイクですが陽気のせいでしょうか、
セル一発でエンジンに火が入りました。
なんとなく、いい一日になりそうな予感。 ( ゚∀゚)
向かったのはいつもの越生。
今日は久しぶりのバイクに身体を慣らすのが目的で、
距離は稼がず大好きな埼玉あたりをうろうろする算段。
役場裏、山腹の白い建物は無名戦士の墓。
心霊スポットらしいのでこれ以上近づかないようにします。
理由?
こわいから。 ~(ペ∀゚)ヘ
五大尊つつじ公園。
吸引力の変わらないただひとつのつつじ公園です。
季節的にはちょうど見ごろですね。
地元のおじさんが駐車場整理をされています。
トイレだけ借りて次に向かいます。 ( ゚∀゚) すまんな
梅林でひとやすみ。
梅まつりのポスターが残されていました。
今年は梅の花の時期を逃してしまいましたが、
静けさを取り戻した梅林には別の楽しみがありました。
東屋に腰かけて風の音や鶯の鳴き声に耳を傾けます。
遠くのほうでお婆さんの咳き込む声。
子どもの頃の記憶とリンクする瞬間ですね。
いつもの直売所にやってきました。
開店まであと20分ほど。
所在なくあたりの風景をカメラに収めます。
鉄塔の下に潜ってみました。
なにひとつ面白いことはありませんでした。
今日のお土産はB級品の梅干し2種(南高,十郎)と
朝堀りの筍。 筍には米糠のおまけ付き。
帰省中の娘にあく抜きさせてみましょう。
そろそろ青梅の出回る時期だからでしょうか、
商品棚の梅干しが少なかったような気がします。
見通しの良い田舎道をトコトコと、
特にあてもなくバイクを走らせます。
先日交換したスピードメータ、
速度リミッターの小細工もうまく機能しているようです。
不真面目に移動してはバイクを停めます。
その気になって眺めると、
道端には色々な草花が咲いています。
そうそう、せっかく出掛けるのだからと、
今日はこんな本を携行しています。
あざみかと思ったら、ムラサキツメクサだって。
特徴を手掛かりに図鑑を繰るのは意外と面白いです。
これが面倒くさくなったら心に余裕がなくなっている証拠。
メンタル確認のベンチマークに使えそうです。
これはスイバ。 酸い葉と書くそうです。
小振りなのでヒメスイバってやつですね。
タデの仲間でその名の通り、食べると酸っぱいみたい。
酸っぱくはないけどしょっぱい
花じゃないけどヒメウラナミジャノメ。
蝶なのに蛾のカラーリングで損してるやつ。
天道虫やら何やらと、
目を凝らすと沢山の生きものを見つけることができます。
昨日、温泉場から帰ってきました。
前回、湯河原の失敗を教訓に十分な水分を取りながら湯治。
湯あたりはしませんでしたが、
全身の筋肉が良く煮込んだ角煮みたいに
ほろほろになりました。
本当は今日一日のんびりしたかったのですが、
明日は嫁の誕生日で静岡までお寿司を食べに行きます。
日曜日は高崎まで娘を送って行くし。
バイクに乗れるのは今日一日のみ。 ( ゚∀゚) 無茶しやがって
例年になく気忙しい日々でしたが、
そこそこ楽しいGWになりました。
娘は高校時代の友人と食事の約束。
嫁は買い物に行くみたい。
家族と楽しく過ごしたあとは、
個々で自分の時間を持つのも大事なのかも。
人間万事サイモンが馬。 コンドルと飛んで行け
暖かな五月晴れの空の下、
こうやって名も知らぬ道端でぼんやりしていると
日常の小さなことなんてどうでも良くなりますね。
生き方なんて何万通りもあるでしょうし、
幸せは誰かから勝ち取るものでもありません。
人間の慾やたくらみなんて、
大地を撫ぜる風の微かな淀みにさえ敵いません。
生きていると色んな苦労や悩みもありますが、
深刻な顔ばかりしていると運気が逃げてしまいます。
などと恰好つけてはみましたが、
かき揚げうどんに釣られてしまう私。
なんて可憐なの ( ゚∀゚)
どうやら私の煩悩は110個くらいありそうです。
おわり。
迫る初夏、なんてな ( ゚∀゚)
2016/05/14 追記
翌6日、沼津港のすし店へ。
嫁が忘れていたら小僧寿しで誤魔化そうと思いましたが、
しっかり覚えていました。
うん、
改めて感じたのですが、寿司って大正義ですね。 ( ゚∀゚)
先日の出張手当で会計を済ませ海岸縁に出ました。
残念ながらお天気は今ひとつで、
みるみるうちに雲に隠れてしまう富士山。
隙があればヘルメットを買おうと思っていた出張手当。
そして一分の隙も見せない嫁と娘。
こいつら、できる。 (;゚∀゚)
■
来た道を戻るのも業腹ですので帰りは熱海経由で。
そのまま帰ると父親の沽券に係わると、
韮山の反射炉でお茶を濁します。 ( ゚∀゚) 寿司だけか?
小学生に混ざってボランティアさんの説明を聞きます。
10分ほどの説明でしたが、
要約すると40秒くらいに収まりそうです。
極論するとパネルを読めば(略
説明の合間に昭和のボケを挟むおじさん。
平成の子どもたちは悲しいほどに無反応でした。
焦る引率教師。
切なさにふと見上げた小高い丘の上。
茶摘みのデモンストレーションが行われていましたが、
なぜか動きがダッラダラしています。
GWも終盤、観光客がめっきり減ったイベントは
いまひとつ やる気・元気・井脇に欠けるようです。
目を背けた先には能面のような小学生と
目の泳いだ引率教師。
360°、悲しいものしか目に映りません。
茶摘みん茶(チャツミン・ティー)という商品を考えつき
サンガリアあたりに売りつけようと思いましたが、
なんか不思議なモヤモヤ感があるので、
誰にも言わないことにしました。
2016/05/08
GW最終日は秩父・長瀞経由で高崎まで。
毎年この時期になると気になる芝桜(秩父・羊山公園)。
生まれて初めて見にゆくことにしました。
うん、
すっかりシーズンが終わってしまい、芝桜ではなく、芝でした。
「本日入場料無料」に合点がいきます。
それでも嫁と娘を誘った手前、
花の残っている箇所を無理矢理フレームに収めたり、
思い切り寄って誤魔化そうとしましたが、
やはり芝桜ではなく芝でした。
芝桜公園が芝公園に。
東京タワーとか建てたらええねん。
お詫びにわらじカツをる奢る破目になりました。
とまあ、こんな感じで10連休は終わってしまいました。
嫁の誕生日やら娘の帰省やら。
気儘な一人旅に出掛けることは叶いませんでしたが、
人間の一生なんてこんなことの繰り返しやと思うねん。
「GWは楽しかったか?」
知らないおっさんの銅像が問いかけます。
私は曖昧な笑いを浮かべながら、
いつまでも武甲山を見上げていました。
(完)
安っすい小説みたいな感じで終わり。