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会津へ行ってみた(天の巻) [ツーリング(超100km)]


2017/06/23

東北道 西那須野IC

会津と聞くと少し切なく、
そして心が騒ぐのは何故でしょう?

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ひょっとしたら私の前世は白虎隊の美少年剣士なのかも
知れません。 言ったもん勝ちかよ

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R400, R121と繋いで南会津を抜けます。

会津鉄道の線路沿いに北上していると、
一枚の看板が目にとまりました。

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  塔のへつり

聞き慣れない言葉ですが、
国の天然記念物に指定されているとのこと。

どんな具合にへつっているのか、
ちょっと見てみましょうか。 言うてもそないに ( ゚∀゚)

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案内板の脇から下に降りる階段が続いています。

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ちょっとイヤ~ンな感じの吊り橋が見えてきました。

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河岸の崖が削られ、
蟻の観察キット(学研)みたいな感じになっています。

この浸食されたさまを『へつり』と呼ぶんだって。

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あ、蟻がいますね。 怒られるぞ

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吊り橋の中ほどまで。

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結構揺れます。 (;゚∀゚)
手すりが低いのと相まって、
生まれたての小鹿みたいになりました。

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結構なへつり具合でしたね。
こんなにへつっていいのかっていうくらい。
薄っぺらコメント

更に北に向かいます。

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会津若松市に入ったところで、
ちょうど頃合いは昼。

飯盛山の脇をすり抜けて強清水の蕎麦屋まで。

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ずいぶん前、東北へ向かう途中で立ち寄った千本蕎麦。
常々再訪の機会があればと思っていましたが、
ようやく実現しました。

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鰊や納豆の天ぷらが有名だそうですが、
ここは基本に忠実に天ざるを注文。

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上手に揚げられた天ぷらです。
右の黒いのは昆布だって。

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瑞々しく艶のある蕎麦。

しっかりとした腰があって、
とき庵(埼玉県ときがわ町)を少し鄙にした感じ。

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なかなかいい昼ごはんになりました。
元気が出たところで、飯盛山に戻ります。

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会津に来たときには必ず登る飯盛山。
私が会津に抱く思いのほとんどが、
この小さな山に揃っているような気がします。

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飯盛山の中ほど、
記念館の方にお願いして
バイクを停めさせていただきました。

毎回この手を使って体力を30%セーブしていますが、
いい加減、ズルは駄目ですね。

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白虎隊十九士の墓前で手を合わせたあと、
自刃の地に向かいます。

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少年隊士が眺めているその先に、

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鶴ヶ城が望めます。

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いつも思うのですが、
ちょうどエエ具合のところに中波アンテナがあります。

  邪魔。

Google Mapで正体を突き止めてみました。

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どうもNHK福島放送局のアンテナのようです。

得意の真空チョップでヘシ折ろうかと思いましたが、
会津の人たちがラジオ体操できなくなると困るので
見逃したるわ。 ( ゚∀゚)

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会津平野をうろうろします。

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会津若松市の西方、
高瀬の大木までやってきました。

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大木と聞くと胸躍るのは、
心のどこかに大木凡人への想いが
あるからかも知れません。 んなもんねえわ

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いい具合に暮れてきましたね。

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今夜の宿は新鶴温泉にしました。
わかりはじめた my revolution、
会津美里町に向かいます。

今まで知らなかった土地ですが、
二食付き、訳あり7,200円というのに惹かれました。 訳あり!?

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途中、野口英世のお母さんが月参りしたという
中田観音に立ち寄りました。

霊験あらたかな社寺とのことですが、
関西人の私にすると
中田カフス師匠の顔が浮かんでしまいます。

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訳ありの宿で
オバケに遭わないようお願いします。 賽銭むだづかい

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訳ありの宿に着きました。

宿泊棟の隣には立ち寄り形式の温泉施設が
併設されています。

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ご自分もバイクに乗るというフロントのお兄さんに
素敵なガレージを提供していただきました。
雨や悪戯の心配はありませんね。

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部屋に入ると既に布団が敷かれています。

  この宿、できる。

窓からは会津平野が一望できます。

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訳ありの理由を求めて館内を探検します。

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スナックえんじゅ。 怨呪と書くのでしょうか? 
槐って書いてあるよね

うん、ここから強い霊気を感じますね。
まず営業中なのか準備中なのか良くわからない。
てか、客室の並びにスナックて。 (;゚∀゚)

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貸切形式の小浴場が2つほど。

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扉を開けた瞬間、息苦しいほどの熱気です。

過去にここで、火にまつわる事故が
あったのかも知れません。 それ湯気

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決め手がつかめないまま、
渡り廊下を通って隣接する温泉施設まで。

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無駄に広い謎スペース。

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テレビでみたベルトでぶるぶるするマッシーンが
置かれていました。
竜ちゃんが熱々おでんとか食べるやつですね。

これは油断できません。

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壁一面には大きな鏡。
誰もいなかったので3回転半を決めてみました。
霊が写っていたので画像を加工しています

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宿の下駄をお借りして外に出てみます。

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客層はこんな感じ。
夜8時には全員寝てしまいます。

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16時以降、
市街地との連絡は完全に閉ざされてしまうようです。
名探偵コナンとかにありがちな、
やっすいやっすいシチュエーション。

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何かに導かれるように
銀山街道を会津平野のほうに下ってみると、

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  カフェ ハッテンバ!?

なるほど、そういうことやったんや。 (;゚∀゚)

既に敷かれた布団、鍵のかかる貸切風呂…。
すべてが一本の線で繋がりました。

今夜は二重鍵をして寝ることにしましょう。

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ま、それは冗談として、
訳ありというのは
ボイラーの音が少し気になるからだって。

んなもんフェリーの二等客室だと思えば楽勝。 ( ゚∀゚)

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温泉は豊富な源泉かけ流し、
ぬめりのあるアルカリ泉で旅の疲れがほぐれました。

画像はHPからお借りしました。
http://www.aizu-misato.jp/hotpia/index.html

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夕食は贅沢さこそはありませんが、
心の籠ったものでした。 量も質も満足です。

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土地の野菜を使った天ぷらはとてもおいしかったのですが、

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これだけは土臭くて無理でした。

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あとで気づいたのですが、
ひょっとしたら一番食べなあかんやつやったのかも
知れません。 (;゚∀゚) 地元の人を敵に回したな

今夜は二重鍵をして寝ることにしましょう。

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こんな感じで初日の夜を迎えました。
窓からは会津平野の夜景が。

一筋の町の灯が、
真っ暗な天と地を分けています。

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予報では明日も雨の心配はなさそうです。
暑さには注意ですね。

では次回、『地の巻』でお会いしましょう。 ( ゚∀゚)ノシ

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