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上海だより 3 [その他]


長かった上海場所。 いよいよ千秋楽を迎えます。 相撲?

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仕事のほうもほぼ目処が立ちましたので、
最後の土日はちょっと難易度の高い観光に
チャレンジすることにしました。

新幹線に乗ってみた

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まずは外国人にはなにかと面倒な新幹線に乗ってみました。
予約やら窓口発券やら、リニアのほうがよっぽど簡単です。
IT化の進んだ彼の地では、
銀行口座や中国で使える電話番号を持たないと
極端に不便になります。

今回は体力と相談してお隣の蘇州まで。

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話に聞いていたのとは違い、
中国語がまったく話せない私でも
なんとか乗車することができました。

あ、パスポートを忘れずにね。

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案ずるより横山やすし。
皆さんの親切に助けられたのもありますが、
やってみれば何とかなるものですね。

  蘇州の感想?

特にありません。 オイ

あたりを見回してみた

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そうそう、BIG当選のお礼に龍華寺を再訪しました。

前回の猛暑から、すっかり過ごしやすくなった上海。
周りの風景が目に入るようになりました。

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巨大なすっぽんをぶら提げるおっさん(ドカベン香川似)。
田圃で捕れたものをお金に換えに来たのでしょうか。

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疲れた人。

吸殻をところ構わず捨てる人と片付ける人。
それを社会の仕組みと言うならば、社会主義は糞だと思う。

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西瓜を売る人(マッチョ)。

素人目にも色んな人種が暮らしています。
この国を纏めるのには
少々無茶も必要なのかも知れませんが、
本来、纏めようとするのが不自然なのかも知れません。

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ヒアリ。

ま、これは嘘ですけど。

高級車が走り抜ける道端で土に塗れて働く人たち。
地下鉄の物乞い。

本当はもっと衝撃的な光景もありましたが、
カメラを向けることが憚られました。

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今回はすべての仏様にお参りしようと、
小銭をたくさん用意しました。
600,000,000円に比べたら安いものです。 ( ゚∀゚)

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私の想像ですが社会主義国のお寺は
お参りするひとが少ないので、
エネルギーがあり余っているのです、仏様の。

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金運よ、私だけに降りそそげ!

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後日談ですが、この週末のBIGはカスりもしませんでした。
欲をかくといけませんね。

ニセモノ市場に行ってみた

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次のチャレンジは12号線の天潼路駅まで。
上海名物ニセモノ市場の見学です。

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あからさまな写真撮影はちょっとヤヴァイので、
ここから写真がなくなります。

お店を探す必要はありません。
改札を出ると客引きが声を掛けてきます。
一番弱そうなのを選んでついていきます。 ここ大事

モノはモノグラムの長財布(LV)。
ベンチマークに最適な定番商品です。

うわさに聞く謎の小部屋とか隠し棚はなく、
店舗の奥から衣装ケースに入れたご禁制の品が
出てきました。

なかなかどうして良くできています。
深圳あたりの職人が作っているんですってね。
ただ縫い目や刻印など、細部が粗い気がします。

  あ、ホンモノ持ってなかったわ ( ゚∀゚)

最初は1,000元(15,000円)と言っていたLVが、
最終的には200元(3,000円)に。

ただし偽ブランド品は日本国内に持ち込めませんし、
持っていて恥ずかしいアイテムですので、
捨てる前提で値引き交渉を楽しみましょう。

『お前の英語は上手い』 とか、余計なお世辞を
ちょいちょい挟んできて、交渉は終始和やかな感じ。
私はあまり危険を感じませんでしたが、
チャレンジする方は相応にご用心を。

相手も人間ですから、
言い値まで下がったら買い取るのが筋。
ふざけ半分だと怖い目に合うかも知れません。

とはいえ、基本的に購入するのも違法です。
買い渋っていると客引きも察したのか、
なら時計を見に行こうという話に。
人ごみのなか、移動中に隙をみてフケはぐれて
しまいました。

変わりつつある中国。
タオバオ城も取り壊されたとかで、
ニセモノ文化も風前の灯かも知れません。

下町を歩いてみた

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外灘,租界に向かうのに、下町を抜けることにしました、

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血しぶき舞う、パンチの効いた肉屋さん。

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おっさんものしか干してないところが怪しからん。

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時間とかケ・ハレとか、陰影の深い街ですね。

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この街の歴史をきちんと勉強してきませんでしたので、
建物の由緒など皆目分かりません。

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犬のウンコが普通に落ちていますが、
意外とゴミや落書き等はありません。

マナーの線引きが良く分かりません。  ヒロシです

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外灘に出ました。  いわゆる美観地区ですね。
なんとなく馬車道あたりに似ています。

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だとすると、先ほどのちょっとヤバそうな下町は
長者町あたりでしょうか?

  長者町 ダーク・サイド・ヨコハマ
  地獄にいちばん近いヘブン
             (長者町ブルース / CKB)
なんてね。 ( ゚∀゚)


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支那の夜

最後は夜の上海を。

会社から違法サービスのあるKTVに注意するよう、
お触れが出ました。
どうやら他社で検挙されたアホ日本人が出たようです。

   もげろ。

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ホテル近くのマッサージ店も
当局によって閉鎖されていました。

歩いていると薄着の女性が声を掛けてきます。

何やらぷにぷにと押し付けてきますが平常心。
日本人の誇りを  わ・
忘れては... いけません。  (〃ω〃)

日本人を狙った、公安の囮捜査かも知れませんしね。
CIAで受けた特殊訓練が役に立ちました。
    ちょっと何言ってるか分からない

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まとめてみよう

まとまりがありませんが、
上海にはこんな一面もありましたというお話です。

少々リスクを冒せば、この国の人間的な一面を
窺い知ることができるかと思いましたが
結果は微妙。

社会主義を是とする国の本音と建前を見た気がして
少し憂鬱になりましたが、
それを人間臭さとして飲み込んでしまう度量があれば
楽しい街なのかも知れません。

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国体の危ういバランスを
経済(お金)という求心力で調合しているような印象です。
飴で固めた雷おこしというか。

日本にいて想像するような
強烈なイデオロギーはあまり感じません。

ここのところ東アジア情勢がキナ臭いこともあり、
もし次回また行った時には別の姿になっているかも
知れません。

 もう私は行きませんけど。 ( ゚∀゚) ハラこわすし

たぶん3万円くらいからツアーがあると思います。
羽田から3時間弱。
気になった方は一度ご自分の目で確かめてみてください。

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おわり。




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