上海だより 2 [その他]
今朝は6:20にホテルを出て、
地下鉄で上海動物園まできました。
ガイドブックには朝6:30から入場可能とありますが、
チケット窓口は7:30スタートだって。
上海の最高気温は36℃ほど。
暑くならないうちに見て回りましょう。
どこからリークしたのか、歓迎のセレモニー。
こういうことはやめてくれと上海市長にあれほど。
朝早く来たのは暑さ対策もありますが、
実は前日に上海博物館に行ったところ、
お昼前の炎天下、
地獄のような行列ができていました。
列の動きを見ていると40分待ちくらいでしょうか。
早々に入館をあきらめて
人民広場の日陰でもんまりとします。
自分で考えたような
拳法の型をやってるお兄さんを発見したのですが、
傍目には変質者にしか見えません。
このあたりがこの国のチャーミングなところ。
耳、何個あるねん
暑さに耐えかねて地下街に逃れました。
無人の回転寿司では煮物が空しく回り続け、
無印良品とユニクロが核融合を起こしていました。
おっと、横道に逸れました。
上海動物園に戻りましょう。
お、顔ハメですね。
こういうのって子どもが喜こ… ん?
誰か、この国の人たちに
顔ハメの意味を教えてあげてください。
これじゃ写真に写りこんだ浮遊霊です。
なるほど、羽根の模様になるわけですね。
これはぎりぎりOK…
って、やっぱりあかんやん。
人面瘡とか平家蟹の感じのやつやん。
てなことを言いながら歩みを進めます。
いよいよ本日のメインイベント、
パンダちゃんとのご対面です。 ちゃんとか言うなよ
聞くところでは、
上海動物園のパンダちゃんは愛嬌のある仕草で
大人気だとか。
うせやん。
愛嬌どころか、微動だにしません。
もう一匹にいたってはボロ雑巾ですよ、ボロ雑巾。
残業200Hですよ。
それはまあ生き物のことだから仕方ないとして、
このひと気のなさってどうよ。
続いて象さんを見に行ったのですが、
雰囲気のある象舎に入ると、
この時期、ある程度の想像はしていたのですが
更にそのうえをゆくフレイバーでした。
単に糞尿のにおいというのではなく、
そこに複雑なスピンを加えたというか。
食べ物に漢方とか入れてない?
更に地下鉄を乗り継いでもう一軒。
中国のお寺にも行ってみることにしました。
入り口で貰った線香。
何をどうやるのか皆目見当がつきません。
あやうく持ち手側に火を点けそうになりました。
頭上に掲げ四方に拝礼。
見様見真似でお茶を濁します。
写真撮影は微妙な感じでしたので念写しました。
案外よく撮れていますね。
お参りの方法が書かれていました。
社会主義=無宗教ではないにしろ、
知らない人も多いのかも知れません。
敬虔にお参りする人たち。
場所柄でしょうか、
中国人特有の大声をあげる人もなく、
豫園などの観光地とはひと味違う中国を
見ることができました。
生きてゆくことへのリアリティと
夢見心地な部分が同居するアンビバレンツ。
歴史のありそうな塔中なのですが、
足元には下世話なLED表示。 そういうとこやぞ。
徳の高そうな僧侶ですが、
下に縞柄のシャツ来てるよね? そういうとこやぞ。
由緒のありそうな建物に、
干された赤パン。 そういうとこやぞ。
この国に通算してひと月以上いますが、
今もってこの国がよくわかりません。
無礼で粗野な一面もあれば、
少女のような恥じらいを見せる時もあります。
街中ではやたらと警吏の姿を見ますが、
取り締まり状況はガバガバだったりします。
どこ停めとんねん
冗談みたいに暑い夏、耳を劈(つんざ)く蝉の声。
あと何年か経ってまたこの季節を迎えたとき、
きっとこの国で過ごした暑い夏の日々のことを
懐かしく思い出すのでしょうね。
頭上に掲げ四方に拝礼。
見様見真似でお茶を濁します。
写真撮影は微妙な感じでしたので念写しました。
案外よく撮れていますね。
お参りの方法が書かれていました。
社会主義=無宗教ではないにしろ、
知らない人も多いのかも知れません。
敬虔にお参りする人たち。
場所柄でしょうか、
中国人特有の大声をあげる人もなく、
豫園などの観光地とはひと味違う中国を
見ることができました。
生きてゆくことへのリアリティと
夢見心地な部分が同居するアンビバレンツ。
歴史のありそうな塔中なのですが、
足元には下世話なLED表示。 そういうとこやぞ。
徳の高そうな僧侶ですが、
下に縞柄のシャツ来てるよね? そういうとこやぞ。
由緒のありそうな建物に、
干された赤パン。 そういうとこやぞ。
この国に通算してひと月以上いますが、
今もってこの国がよくわかりません。
無礼で粗野な一面もあれば、
少女のような恥じらいを見せる時もあります。
街中ではやたらと警吏の姿を見ますが、
取り締まり状況はガバガバだったりします。
どこ停めとんねん
冗談みたいに暑い夏、耳を劈(つんざ)く蝉の声。
あと何年か経ってまたこの季節を迎えたとき、
きっとこの国で過ごした暑い夏の日々のことを
懐かしく思い出すのでしょうね。