馬上少年過ぐ 1(上田) [ツーリング(超100km)]
まずはいつもの高台でラジオ体操(第2)。
今日から3日間かけて、
以前から気になっていたことを片付けようと思います。
久しぶりの秩父。
R299の吾野宿あたりにトンネルができたりして、
ずいぶん様子が変わりましたね。
小鹿野、神流町を抜け上野村まで。
ここから北に進路を変えて湯ノ沢トンネルを抜けます。
下仁田まで来たらR254を西に向かいます。
バイクで内山峠を越えるのも久しぶりですね。
コスモス街道を佐久に向けて走ります。
上野村から北上、遠回りしたのはこのためなのですが、
うん、開花具合はいまひとつ。 (;゚∀゚)
峠道が肌寒くなってきたこの時期、
コスモスの見頃はこれからでしょうか?
いい感じのベンチで長めの休憩を取りました。
遠くからコンバインの音が聞こえます。
暖かな日差しに澄んだ風。
ひと眠りしたいところですが、まだ旅の途中。
久しぶりのバイク。
今回の旅は慌てず焦らず。
心穏やかなツーリングにしたいと考えています。
特にルールは決めていませんが、
高速道は使わないですむ旅程を組みました。
お昼過ぎ、
最初の目的地に到着しました。
昨年夏の信州ツーリングで訪ねることのできなかった
半過岩鼻(長野県上田市)です。
岩鼻を見上げる位置にある半過公園。
近くの野球場から時おり歓声が聞こえてきます。
途中のコンビニで買ったお稲荷さんが昼ごはん。
下のほうに流星号(仮)が写っていますが
大きさがお分かりになるでしょうか?
高さは確か120mやらそんな感じだったと思います。
調べるの面倒くさい
(岩)鼻の穴。
上田市と坂城町に跨る山塊を
千曲川が侵食してできた奇観だそうです。
詳しい成り立ちについては
ご自分で調べていただくか、
ブラタモリで取り上げられるまで待ってください。
ないと思うぞ
写真では見にくいですが、
崖の上に東屋が見えます。
地図を見ると千曲公園とあります。
ちょっと登ってみましょうか。
ガレ場のような道をやっとこさ登ってきました。
途中の案内板がなければ
間違ったかなとも思う酷い道でした。 ( ゚∀゚)
下から見えていた東屋に辿り着きました。
蛇行する千曲川のほとり、
上田の町が一望できます。
むしろ下田と呼ぶに相応しい。 伊豆かよ
崖の先端には柵が設けられていました。
見晴らしのいい高台は、
飛び降りの多い場所でもあるようです。
今は廃道となった洞門の屋根からは
遺品が見つかることもあるとか。
苦労して登ってはきたものの、
あまりゆっくりとする気分にもなりませんね。
気配や視線を感じるという類ではなく、
自分自身が周囲のなにかと感応してしまうような、
内に向いた怖さを感じます。
太陽が山蔭に隠れたころ、
今夜の宿泊地、上山田温泉(千曲市)に着きました。
あたりが明るいうちに宿の周囲を探検しましたが、
温泉街らしい賑わいはなさそうです。
やっちゃったぜ。 (;゚∀゚) 射的...
それはそれでいいのですが、今日は素泊まり。
夕食が取れる場所を探さねばなりません。
山の上には謎のオブジェ(看板?)が。
登ってみたのですが、
半ば廃れたお寺(?)のような建物があるのみ。
秒で引き返しました。
ドローンを飛ばしてみた
宿の近くで見つけた焼き鳥屋さん。
ご飯ものはなさそうですが、
夕食はここでいただくことにしましょう。
カウンターに並んだ先客が
注文のルールを教えてくれます。
お蔭さまでアウェー感が消し飛びました。 ( ゚∀゚)
炭火が熾るのを待つ間、
冷奴を突きながらビールを飲みます。
見ず知らずの一期一会は
余計な世辞や修辞も必要なく、
地元の方や
お店の親父さんお母さんと他愛もない会話。
意識と身体が5cmほどずれて、
自分の歳だとか立場といった定義が
曖昧になってきます。
外にでるとすっかり日は落ち、
謎のオブジェが赤くライトアップされていました。
余計に気色わるいわ (;゚∀゚) いらんことすな
初日はなんとか大過なく終えることができました。
お天気にも恵まれて、
気になっていた半過岩鼻の異観も楽しめましたし。
明日は新潟に向かいます。
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