三波春夫のこと

2017/12/09

気がつけば、師走。
来週にも赤穂浪士は討ち入っちゃいますね。

12月14日。
今年もハチ公前のスクランブルでは、
赤垣源蔵のコスプレをした若者で溢れそうです。



なぜ今になって赤穂浪士かって?


考え中の藤山寛美（1929-1990）

10月の新潟ツーで、
三波春夫さんの生まれた越路町を訪れたことは

以前の日記に書きました。


"Welcome to my hometown!"  ぜったい言わへん

で、じっくり聞き直そうと
ベスト版CDを手に入れたのですが、
これが意外といい感じ。

あれよあれよと10枚になりました。


三波春夫（1923-2001）

ウォークマンにも入れてみました。
音源はハイレゾではないけどね。


わかりはじめたハイレゾリューション（渡辺美里 1966-）



特にすばらしいのは
長編歌謡浪曲と題された一連の作品。





詳しく?

その、長編歌謡浪曲の特徴というと、
む、昔からある浪曲を歌謡曲の...

 声、ちっさ
野々村竜太郎（1966-）

どうも三波春夫さんが作り上げた
ジャンルのようなのですが、
耳で聞くだけで
平家物語やら三大仇討ちやらのあらましが
そこはかとなく分かってきます。


分かっていない藤山寛美（1929-1990）

忠臣蔵なんかは
刃傷→切腹→仇討 だけじゃなく、
色々なサブストーリーがあったりして。



   せめて名前を聞かせろよと
   口まで出たがそうじゃない（俵星玄蕃）
    口まで出たら聞こえてますやん



音楽や小説を語るのは寒いので
ここには書きませんし、
試聴をお勧めする気はまったくないのですが、
順調におっさんの階段を登っていることを
お伝えしたくて。

 登ったらあかんやつ

この国の歴史を振り返ると、
無数の美談と
それを誇らしく語り継ぐ人びとの心意気に
気付きます。

日本人はもっと元気よく胸を張りましょう。
そして人にやさしく、清々しく生きましょう。





■

ここのところバイクに乗れていません。
びっくりするくらい寒いからね。
休日は布団という名のハワイから出られません。

  ♪ 屋内に籠ったこの俺を　慰める奴はもういない

　　（屋内 / X-JAPAN  1989-1997）



カメラとウォークマンを携えて、
電車で雪国でも旅しようかと画策中です。


画策中の藤山、ってもうええわ


ではまた。　( ﾟ∀ﾟ)ﾉｼ

 
使いどころがなかったので貼ってみた