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帰ってきた男 [戦いの日々]


2011/10/02

一気に冬が来たような、暗い朝でした。

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湖畔の駐車場にはバイクが3台、おっさんが3人。

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等間隔に距離を取り、互いに牽制します。  うそ

   魔のおっさんトライアングル  小動物くらいは消えてしまうからね

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昨日、出張から帰ってきました。
で、また火曜日から出掛けます。

  世界で股が掻けるサラリーマン
001.jpg    ヒフ科に行けよ


2週間ぶりのバイクです。

今日は猿橋(大月)あたりまで足を延ばそうかと。
で、あわよくば小菅の湯でひと風呂などと企てています。

とりあえず行程の半ばほどまで来ましたが、
山のほうを見ると怪しい雲行きです。

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喩えると日本ユ2セフ協会公式大使 アグネス某みたいな。

  ...

  めちゃくちゃ怪しいですやん


暫く走ると案の定、雨が降ってきました。

x001.jpg  あんのジョー(まさかの実写版)


おっさんは水に溶けます。 水溶性。  エマルジョン。  もうええわ

  Bダッシュで帰ります   マリオかよ

せめてもの腹いせに記念写真だけでもと、あたりを見回したのですが...
          腹いせて

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ロクな 目ぼしいものが見つかりません。

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とりあえず横に並んでみました。  並ぶな並ぶな



9時前に帰宅。  ただいまんぼう。

家でうすらぼんやりしていても仕方ないので、
以前に買っておいたこんなのを取り出します。

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なんかマフラー保持のバンドをうまいことしてくれるゴムらしいです。

   説明、ワケわかんねぇだろ?    宇宙海賊ゴージャスでお願いします


キタコ KITACO /サイレンサーバンドラバー
キタコ KITACO /サイレンサーバンドラバー



実はアンダーカウルのステー(立バンド)がフレーム径よりやや大きく
発泡ゴムを挟んで固定していたものの、ちょっとグラグラしていました。

999.jpg

どれぐらいグラグラしていたかと言うと、
日本ユ2セフ協会公式大使の信頼感... (自粛)


で、このうまゴム(うまいことしてくれるゴム)を挟んでみたところ
ムッチリと固定することができ、お父さんも思わずもんまりです。

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今週のバイク関連時間は3時間強(笑)。
このへんでお開きです。

ついでにハブダンパーも交換しようと思いましたが、
やめときました。

   しんどいもん


午後から天気が回復するようですが、もういいや。
寝椅子で本でも読むことにします。

では、
Au revoir


【今日のまとめ】

 ・ おっさんトライアングルはどこにでも存在する
  てか、誰もが心に荒ぶるおっさんを飼っている
 ・ 寄付をするなら黒柳徹子のほうだ
 ・ 足漕ぎボートは 無駄 意外に大きい 
 ・ ムッチリでもんまりだ

001.jpg  まとまってへんぞ



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 つい先ほど訃報を知りました。


 昔話を。

 若いころ少しだけ付き合いのあったバイク屋がありました。
 そこに出入りしていた若いやつが立て続けに事故を起こし、
 何人かが大切な命を落としました。

 そのとき感じたこと。

 そのバイク屋の大将をはじめ常連はみな威勢のいい武勇談ばかり。
 どこそこのコーナーを何キロで回っただの、
 どこそこまで寝ないで何十時間走り通しただの。

 どこまで本当か嘘かはわかりませんが、
 始終そんな話を聞いていた若者は憧れの気持ちもあって
 どこかで無理をしてしまったのかも知れません。

 思えばこれが私がバイク談義やマスツーを忌避する遠因かも。

 コミュニティサイトでは武勇談を誇るのも自由ですし、
 マスツーで危険なデモンストレーションをすることで
 無茶や蛮勇ぶりを他の人の日記に書いてもらうこともできます。
 でもそこに落とし穴があると思っています。

 極悪走りとやらで自分がリスクを負うのは結構です。
 でもそれを日記で言う必要はないと思いますし、
 囃し立てる風潮も大嫌いです。

 言うのも馬鹿馬鹿しいほどバイクは危険な乗り物です。
 自分にとっても他人にとっても。
 だからこそ謙虚さと自制心を忘れてはいけないと思います。
 誘惑や挑発、虚栄心を抑え込んで安全に家族の元へ帰る。
 それこそが勇気だと思っています。


 本当に悼む気持ちがあるならば死ぬほど反省しろ。
 自分が絶対に事故らない方法を死ぬほど考えて実行しろ。


 僭越ながら。

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 また新たな訃報が届きました。

 ぼくたちは偉大な先達を喪ってしまいました。

 ぼくがまだオムツをしていた頃からバイクに乗っていた大先輩。
 でありながら上から物を言うようなことは一切なく、
 むしろ敬意をもって接してくださいました。

 仲間を求める寂しい遠吠えの中で、
 いつも重心のしっかりとしたツーレポを書いてくださいました。

 もっと色々なお話を伺っておけば良かった。
 きついです、しんどいです。

 謹んでご冥福をお祈りいたします。



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