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ブレーキローターを大径化してみた [バイク整備]


2012/05/19

ZRX1100/1200の中古ローターが
手に入りました。

ペルシャの商人から、
1枚3,000円ちょい。

DSC03760.JPG


早速取り付けてみようと思いますが、
実は直径が違います。

300mm(ZEP:左)に対して
310mm(ZRX:右)。

DSC03782.JPG

厚みも違いますね。
4.5mm(ZEP:上), 5.0mm(ZRX:下)。

DSC03785.JPG

取り付けにはキャリパーサポートの交換が
必要になりますが、
市販のもの(大径用)は
320mmローター対応です。



【まとめてみよう】

  300mm(ZEP ローター径)
  310mm(ZRX ローター径)
  320mm(キャリパーサポート適応径)

ひとつとして同じ数字がありませんね。 
( ゚∀゚)アハハ

でもこんなの、
宇宙の広大さに比べたら
屁みたいなもんです。

6z.jpg


仮組みしてみました。

■ before
DSC03767.JPG

■ after
DSC03770.JPG

気持ち、デカくなりましたね。
小さいトトロが
中くらいのトトロになった感じ。

1.jpg   「見てんじゃねえぞゴルァ」

肝心の適合性なんですが、
まずローター内側は
いい塩梅にパッド面が来ています。

ブレンボはパッド面がやや広め
なんでしょうか、
300mmのローターでは
インナーを削ってしまいます。

その点ではいい方向ですね。

DSC03776.JPG

外側は2-3mmほどパッドが
ローターよりも突き出ています。
分かりづらいですが、
黄色くマークした箇所。

これくらいは想定範囲内。 
パッドを削って対応します。

DSC03773.JPG
DSC03827.JPG

大きな問題はなしと判断しましたので、
本格的に取り付けます。

純正ボルトには
あらかじめ緩み止め剤が塗られています。
このボルトは舐めやすい
(てか舐めた (´∀`) )ので新品を用意し、
バカボンのママみたいに
やさしく付け外ししたほうがいいです。

舐めた穴にHEXビットをハンマーで叩き込んで
事なきを得ました。

DSC03780.JPG
ちょっと泣きそうになったぞ

取り付け完了です。

DSC03789.JPG

センター出しには
キャリパーサポートにオマケされていたシムを
各ボルトあたり2枚ずつ使いました。

DSC03796.JPG

思わぬ副産物。
キャリパーの位置が後ろに下がったため、
スピードメーターケーブルの取り回しが
楽になりました。

DSC03794.JPG

フロントを上げたまま
ホイールを回しながら軽くブレーキを当て
ジャダなどがないことを確認します。

2.jpg  「カレー大好き」

中古ながらアタリのローターみたいです。
ちなみにリアは
2年前にsunstarのものに交換済みです

DSC03802.JPG

各部トルクの再確認と念のため
前(後)ブレーキのエア抜きをして
本日の作業を終了しました。

明日の午前中は自由時間があるので、
散歩がてら様子をみてきます。

DSC03805.JPG

【ローター大径化の効用(私見)】
 ・ ブレーキ容量(熱含め)がupする, 放熱性がupする
 ・ ブレンボパッドの当たりが改善する(鳴きに効果)
 ・ メーターケーブルの取り回しが良くなる



作業中にミラクルパワーで折り曲げてしまった
メーターケーブル。

DSC03821.JPG

後日、新しいものに交換しました。

DSC03819.JPG

ついでにシフトペダルのゴムも、

DSC03825.JPG

おニューなのさ。  a.jpg

DSC03826.JPG



ちなみに今回は
「やってみたら、こうなった」という日記です。
人にお勧めできる内容ではありませんし、
もし何か聞かれてもお答えできません。   ヽ(´Д`;)ノアゥ...

軽く読み流してくださいね。

今回のreplaceを行うことで、
パッドの当たりを常に気にしなくてはならない
という呪いがかかりました。
あと、320mmローターが欲しいという呪いも(笑)。
バイク弄りって大抵はそんな感じですよね。

負の連鎖、だけどちょっと楽しい連鎖。


追伸、

後日、320mmまで大径化しました。

DSC02401.JPG


EOF



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