ダストシールのこと [バイク整備]
2012/07/07
今日はFフォークのダストシールを交換しようと思います。
先日、太陽の下でFフォークを見たとき、
ダストシールに細かなクラックが入っているのを発見。
インナーチューブとの摺動部あたりです。
でもLEDライトの下で見るとそうでもないような。 太陽が出てないのをいいことに
ちょっとばかり思案します。
【thinking time】
♪ 叩けボンゴ 響けサンバ 踊れ南のカルナバル
今日は交換しないことにしました。 ( ゚∀゚)アヒャ
雨上がりの蒸し暑いなか、ホイールを外したりフォークを抜くのは
少々体力的にきついです。 病み上がりだし。
やかまし
今日のところはダストシールを開けてみて、
劣化の詳細チェックと中の掃除をするというお手軽メニューで。
うん。
特に異物を噛み込んだ様子はないようです。
傷を付けないよう注意しながら埃や油分を拭き取ったのち、
フォークグリスを塗布します。
Hyperproのフォークグリス。 お洒落な検便容器に入って315円。
微妙な商品です。
ウニより高い
HYPERPRO ハイパープロ/フロントフォークグリス
右側のダストシールを開けてみて吃驚仰天しました。
内側に赤く液体の溜まった跡が。
最初はオイル漏れかと思いましたが、赤いのは使ってないし。
良く見るとオイルシールを押さえているクリップに錆。
どうやら隙間から水が入ったようです。
私自身は日ごろ水洗いも雨天走行もしませんので、
車検時にショップで水洗いした時が怪しいです。
でもこればかりは誰の所為でもありません。
水が溜まりやすい箇所であることを覚えておくことにしましょう。
インナーチューブに傷をつけないよう注意して掃除しました。
錆はさほど進んでおらず、クリップ自体の強度も大丈夫そうです。
でもいずれはクリップを交換しないといけないでしょうね。
錆を噛み込んでオイルシールを傷つけるという心配もありますが、
貰い錆の原因になるのが怖いです。
錆で剥がれた鉄粉?が付着するとアウトです。
周囲の部品の、鍍金の弱いところや黒染め程度の表面処理では
すぐにやられてしまいます。
掃除したのちクリップに十分油分を浸みこませました。
フォークグリスをたっぷり塗布して治療完了としました。
これで本日のカルナバルは終了です。
妖しくほほえむ真島茂樹
見えないところで進行する錆。
今回は勉強になりました。 今後、気を付けます。
皆さんも一度、確認されては如何でしょう?
■
追伸、
導電糸ってのを購入しました。
http://www.switch-science.com/
これでナビのタッチが良くなる... 筈。
おわり。