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去りゆく人へ [ツーリング(超100km)]


2012/09/16

北茨城モーニング(笑)。

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この三連休は出勤必至かと思われましたが、
昨日の夜になって土曜日だけ休めることになりました。

大した準備もしないまま出掛けます。

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微妙な感じの空模様ですが、
今日一日はなんとか保ちそうです。

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那賀ICで常磐道を降り、
久慈川に沿って田園風景のなかを北上します。

田圃の傍らに植えられた葉鶏頭。
仕事の合間に眺めるのでしょうかね。
日々の暮らしを愉しんでいる様子が羨ましい(笑)。

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ここに来て行く当てがまったくないことに気づきます。
ツーリングマップルを開いて泥縄学習。
道端で作戦会議です。


行く手には雲。

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背後に広がる青空。 ( ゚∀゚)

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そうそう、今日は新しいレー探のフィールドテストも兼ねています。
バイク用ステーとイヤホンジャックがついて5,980円。

オービスのデータが少々古いということと、
バイク用を謳うくせに防水仕様ではないという卓抜した商品力で
この価格なんだそうです。

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日本のメーカーなので電解コンデンサを交換する必要もなさそう。
背面にUSB電源のアウトレットが付いていますので、
携帯電話の充電にも便利です。  あとは性能ですね(笑)。


■ 08:50

地図で見つけた休憩ポイント、
竜神大吊橋(常陸太田市)に立ち寄ってみました。

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まだ9時前ですので閑散としています。
日陰&ベンチあり&トイレ至近の絶好ポイントにバイクを停めました。

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探してみよう

長さ本州一、だそうです。 あまり聞き慣れない表現ですね。
調べてみたら、大分県に日本一の歩道吊り橋があるとのこと。

1番であることの責任と誇り。 2番じゃダメなんだよ、蓮舫さん。

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  脇道に逸れますが、英BBC放送などの調査では、
  日本が世界で一番尊敬されている国なんだそうです。
  正確には、世界に最も良い影響を与えている国。

  日本人はもっと自信と誇りを持ちましょう。
  で、恥ずかしくない選択と生き方をしましょう。

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堅牢強固な吊り橋で、
デンジャラス感が低そうだったので渡りませんでしたが、
橋云々より渓谷の眺めを楽しむべきでしたね。
後で気づきました。(300円が惜しかったわけではない)

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お腹がすきましたが売店はまだ営業前。
腹いせにそこいらを徘徊します。

弘道お兄さん(44)頑張ってま...    ΣΣ(゚д゚lll) !!

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               誰?

よく手入れされた花壇に蝶。
のどかですね。

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ちょうといえば、ちょうさん(5)。 (オイ

たしかちょうさんのツーレポでこのあたりの滝が紹介されてたはず。
フルボッコの滝... たしかそんな名前でした。  北海道っぽいぞ

近くの案内板で確認します。

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■ 09:34

ということでフクロダタキに着きました。

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たき丸くん、頭バックリやっちゃってますが大丈夫でしょうか。
自分がフクロにされてはいけませんね。

ピンだと不都合も多いでしょう。
いっそ、たにぞうとコンビ組んじゃえ。

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トンネルが作られ、滝へは楽にアクセスできます。
考えた人、神。

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途中、怖いスポットも用意されています。
左に2体写ってしまいました。 たぶん生きてる人

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しばらく進むと、
トンネルの暗がりの先から水の音が聞こえてきます。

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袋田の滝です。

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  思ったよりすごいぞ

午前中の若い太陽の光を受け、
岩肌が綺羅綺羅と輝いています。  奈良調に書いてみた

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トンネルを抜けた先に広がる雄大で明るい風景。
狙った訳ではないでしょうが、うまい演出です。

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■ 09:55

マイナス伊藤リオンをたっぷり浴びたあとは、 海老蔵関連はよせ
ちょっと早めの昼ごはんにしました。

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               / ごはん食べるの? \
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滝見屋定食ってのを頼んでみました。

茸の炊き込みごはんと焼いた鮎が一匹。
あとは小兵が少々。  小兵言うな

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全体のバランスを乱すほど大量の漬物に
おばちゃんの愛情を感じ、そしてぼくは途方に暮れます。

DSC04447.JPG ΣΣ(゚д゚lll) !!
KATSUYUKI 誰!?


      111.jpg マジー

■ 10:17

食休みに川面を眺めます。 ずいぶん大きな鯉がいますね。

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ズームしてみるとたくさんの稚魚が。  気色わるっ。( ゚∀゚)

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■ 11:30

八溝山系の峠みちを越え海のほうへ。
ナビが選んだK245は全く整備されていない獣道でした。

半泣きになりながら、やっと太平洋が望めるところまで来ました。

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山を一気に下り、着いた先は五浦の六角堂。 
岡倉るろうに天心ゆかりの地です。 るろうには要らん
ごんさんの日記で拝見して以来、チャンスを窺っていました。

ちなみに岡倉点心と書くと、
なんかものすごい小龍包を作った人みたいです。 2行削除

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北茨城っていいところですね。 やっぱ関東は広いわ。
私が良く行く秩父もいいところですが、ワンパターンはいけません。

同じことばかりやっていると、いつしかそれしかできなくなり、
そうすることに意固地になります。 
ジム・キャリーと上野樹里にも分かっているはずです。

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バイクを停めていると地元の小父さんが声を掛けてきました。

むかし道路事情が悪かったころ、
蒲田(大田区)まで10時間かけてミゼットで走ったこと。
子どもの頃には六角堂のすぐ先で鮑が獲れたこと。

そんな他愛もない話からはじまり震災の話へと。

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五浦の湾に押し寄せた津波は渦を巻き、
北側にある平潟の集落を攫っていったとのこと。 
多くの方が家を流されるなど被災されたそうです。

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ここから北へ1km、
県境のトンネルを抜けると福島県に入ります。
東北か関東かということだけで、
国の復興支援の手厚さがずいぶん違うそうです。

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東電の不誠実さは憎いけれど、
多くの人の暮らしがそれに依存していたのも事実。

漠然とした不安とやりきれない思いを
あの日以来ずっと感じ続けている、とも。

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別れ際に言われました。 「聞いてくれてありがとう。」

正午の強い日差しに炙られながら暫くの間動くのが物憂く、
ただ海を眺めていました。

■ 13:30

良く考えると巷では三連休の初日です。
頃合いもよし、渋滞が始まる前に帰ることにしましょう。

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筑波山のほうに回って帰ろうと思い立ち、高速を降りました。
でも、明らかに怪しい雲がかかっていますね。

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と、いうことで。








この夏2回目の雨宿りです(笑)。

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行く手の空は充分明るいですし、
さやさやした弱い雨ですので大したことはないのですが、
下着が濡れて変な病気になると困りますので。  [参考映像]

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♪ 九月の雨は優しくて、なんてね


も一度常磐道に戻って三郷まで。
渋滞の首都高で燻製になるのは嫌なので下道を抜けました。

上野から後楽園方向へ。
折しも根津神社の例大祭でしたが警察官の数が半端じゃない。
大した混乱もなく通過しました。

街もすっかり秋の気分です。

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 根津神社 例大祭 (またこの画像かよ)

■ 19:05

家まであと5分。
すっかり陽の落ちたコイン洗車場で今日の汚れを落とします。

お疲れさまでした。

あ、そうそう。
レー探のフィールドテストですが、
何やらしきりにピコピコしていましたが
不慣れなので意味が分かりませんでした。 (´∀`) あかんやん

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今日一日走ってみて、すっかり観念しました。 
残念ですが、夏はもう終わりですね。

    去りゆく人よ 迷わないで
   しあわせに向かいますように  (稲葉浩志)

2012年の夏は馬鹿みたいに暑くて、
そしてとてもいい夏でした。



これから仕事ですので、書きっぱなしで失礼します。 
誤字脱字ご容赦。

ブログのほう、もうちょいズル休みを続けます。

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では。




   



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