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山の上の寒いとこ。 【榛名山】 [ツーリング(超100km)]


2012/11/03

K395 南川上名栗線はあいかわらずの悪路でした。

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前回、雨で引き返した道。 
ぼくたちホビット族は借りは必ず返します。 ( ゚∀゚)??

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前回の写真なんだぜ

曇り空での出発でしたが、
正丸駅(西武秩父線)に着くころには青空になりました。

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秩父市内を抜け、県道を繋いで県境越え。
上州鬼石から守備兵の目を盗んで群馬県に潜入します。

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下仁田を目指してここまで来ましたが、
甘楽町の手前で心変わり。
北に進路を変え、榛名山に向かいます。

z77.jpg 春菜さん
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榛名山のふもと、箕輪城跡の城山に登りました。

a77.jpg 箕輪女史(城址)

町を見下ろす二の丸跡。
箕郷町の若いカップルはここでチッス  ̄ε ̄ とかするのでしょうか?
途中、お墓の前を通るとき、
いやぁ~ん怖ぁ~い *゚∀゚* とか言って腕にしがみつくのでしょうか?

   くそいまいましい

書いていて無性にハラが立ってきました。 なら書くなよ

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てか、カップルって死語だし

赤城山を望む東屋のベンチで朝ごはんにしました。
途中の農協で買っておいたお稲荷さん。
ぼくのソウルフードです。 本当はこれと赤飯しかなかったのさ

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さとし、GJ!

腹ごしらえが済んだところで更に北へ向かいます。

結界の入り口で鎮守さまに挨拶しました。
これを忘れると、のちのち恐ろしい祟りがあると聞きます。
階段、1段勘違いしてハフンてなります。 ( ゚д゚;) ウソ

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道路下にパン屋さんを見つけました。
コーヒーブレイクのためにあんぱんを仕入れておくことにします。

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店内では若い娘さんが真剣な顔でパンを作っていました。
精進して立派なパン職人になってください。


11.jpg 立派なパン職人(おっさんやんけ)


榛名山頂上へ向かいます。
標高が上がるにつれ紅葉が進んでいるようですね。

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榛名富士。 
高からず低からず。 ぽってりと整いすぎた山容に、
戦後のどさくさに西武観光がこっそり造った山だと睨んでいます。

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FRP製

山頂と榛名湖は行楽客で賑わっていました。
結構、結構。

シャイな私はつい気後れしてスル―してしまいましたが、
綺麗なところです。 詳しくはごんさんの[日記]で。

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忘れないうちにお土産を買いました。
なおさん[日記]のマネをして真っ赤なりんごを5, 6個。
陽光と新世界。 日ごろ聞き慣れない品種ですが、
いずれも群馬県のりんごだそうです。

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a003.jpg 用高は沖縄県だぞ



新潟県境の標高の高い山々はもう冠雪していました。
これからの季節、
あの山を越え、赤城山から吹き降ろすからっ風は有名ですね。

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今日の目的、「山の上のさっぶいトコ」はクリアしました。

  うん。 案の定、寒かった。 (´∀`)
  おしっこも吃驚するほど出ました。 (´∀`) 
  ち●こ壊れたのかと思いましたよ、実際。 (´∀`)  もうええわ

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もうひと頑張りして四万温泉までやって来ました。
むかし確かに来た場所なんですが、記憶との辻褄が合いません。
もっと鄙びていて少々インチキくさかったような。 怒られるぞ

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ここまで来るとけっこう紅葉が進んでいます。
日々の暮らしに疲れた人びとが癒しを求めて集まっていました。 オイ

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交通の便が良くなったためか、関係者の頑張りか。
一見辺鄙な観光地, 景勝地にも驚くほど整備された設備が
整っています。
喜ぶべきことなのでしょうが、少々複雑な心持ちです。

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午後になって太陽の力が落ちてきました。
そろそろ帰る算段を始めましょうか。
帰り道の距離はそれほどでもないですが、
山道と週末の渋滞を考えると今が潮時ですね。

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帰りぎわ、中之条の町で薬局を探します。
実はここ2, 3日、肩凝りが酷くて。

信号で止まるたびストレッチをしていましたが、もう限界。
いままで痛み止めなんて飲んだことなかったのですが。

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とにかく今日は山が見たくてバイクに乗りました。
いつもなら1つくらいは目的地を決めたり下調べをするのですが
今回はナシ。
いつもに増して気負い(山場)のないツーリングですが、
いい骨休めになりました。

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秋の日は暮れるのが早いですね。
気分的には1日が20時間ほどになった感じ。
夜は夜で寝たと思ったらすぐ朝だし。 ( ゚∀゚)

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旅先で出会ったなんでもない風景というものは、
たぶん一週間も経たないうちに記憶から消えてしまいます。

たしかに存在した筈の一日、忘れ去られた膨大な風景。
四万温泉での若かった日々の記憶は、
30年もの時間を経て、僅か数行のスクリプトになりました。

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2012年11月3日の太陽を看取りました。
知らない土地の夕暮れに立ち会えただけでも儲けもの。
事故の多い薄暮どき、慌てず焦らず安全運転で帰ることにします。

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おわり。



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