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pass the summer [その他]


2015/08/12-15

飛騨から能登を旅してきました。

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奥飛騨というと、深い谷あいを
清流とか竜鉄也とかが流れているような
涼しげな山野を想像しますが、なかなかどうして。
しばらく歩いているとつゆだくになります。 よせ

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とはいえ、お盆を過ぎた太陽はやや迫力を欠き、
どこか可憐な感じさえしました。
全日で喩えると還暦を過ぎたG馬場みたいな。 わかりにくい?

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気がつけば53回目の夏。
人生50年として、ロスタイム3年目です。

53回といえば今年11月につくばで開催される
「燃焼シンポジウム(日本燃焼学会)」と同じですね。 
            この2行いらない

ひと夏ひと夏を大切にしようと思い、
家族を誘って出掛けた次第です。

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よその子
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飛騨牛や岩魚、こも豆腐に味噌の朴葉焼き。
 
土地の食事も旅の楽しみですが、
バイクに乗り始めた頃の質素さを思うと、
旅への心構えというか、純度のようなものが
退化してしまったのではないかという気がします。

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宿で持たせて貰ったおにぎりや、
井村屋のガラスケースで延々蒸された肉まんが
何よりも嬉しかったあの頃。
賞味期限などお構いなし、
加熱していれば平気という風潮でしたね。
     ( ゚∀゚) 蒸しすぎてレロレロ

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5:50 AM お寺の鐘で目が覚めました。

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1000年ほど昔、
「春はあけぼの」と書いた女流作家がいましたが、
どの季節でもどこの土地でも、
夜明けほど心騒ぐひとときはないように思います。

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朝食の準備が整うまで、
日が昇りきるまでの僅かな時間が勝負です。 ( ゚∀゚)

露天風呂から霞立つ山あいを眺めたら、
大慌てで服を着て付近を散策します。
もちろん直接ズボンで。 うそです

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宿のあるこのあたり、
かつては加賀藩の流刑地だったようです。

何から伝えればいいのか分からないまま時は流れ、
暢気な一家が夏のひとときを過ごしています。 パクるな

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流刑小屋。 一種の独居房ですね。
炬燵とネット環境さえあれば割と平気かも。

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格子から暗闇に目を凝らすと、あるものが見えます。
気になる人は五箇山まで見に行ってください。





なんてな。 ( ゚∀゚)

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山の天気は気まぐれロマンティックですが、またパクる
光線で変化する色々な様相を楽しむには好都合。
秋に向かって移りゆく景色を堪能することができました。

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輪島まで足を延ばしました。 日本海を臨むいい場所です。

輪島好位置 なんてな。 ( ゚∀゚)

30年前の記憶では随分と苦労して辿りついた土地ですが、
今は立派な道路が繋がっていますね。

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道路事情の悪さが奥能登の風景や
風土を護っていた部分があるかも知れません。

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イメージ って、おこられるぞ

もちろんそこに暮らす方にとっては、
便利になり賑わうことはとても素晴らしいことですが、
少々複雑な気分かと拝察します。
私みたいなのが入ってきますから。 ( ゚∀゚) レロレロ

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最終日、オール下道で帰りたいという私の希望に
家族が付き合ってくれました。

安曇野から信州を抜けて群馬へ。
いつかバイクで走ったことのある裏道を繋ぎます。

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風景から受けた些細な心象など、
ツーリングだと話す相手もなく飲み込んでしまいますが、
今回は調子に乗って喋りすぎました。 ( ゚∀゚)

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これまでは旅先で受けた印象や、
土地の空気に触れて思い出したことなどを
ブログに書いてきましたが、
今回は旅の途中ですべて吐き出しましたので
いまこの時、頭の中には何も残っていません。 ( ゚∀゚)

うん、つまんない日記しか書けない言い訳だな。

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とまあ、そんな感じの夏休みでした。 ( ゚∀゚)

皆さん思い思いの夏を過ごされたことと思います。

今年は例年になく厳しい猛暑で、
日々、なんとかやり過ごしてきた感はありますが、
夏が終わり涼しい風が吹くころ、
太陽に白く焙られた風景を
懐かしく思い出すかも知れませんね。

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充分遊んだから、もういいや。 ( ゚∀゚)
また元気に仕事場に向かうことにします。

つつがなしや。

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