中空アクスルに交換してみた [バイク整備]
2017/01/22
意外と体調がいいのでバイクを弄ることにしました。
先日購入したフロントスタンドを初めて使ってみます。
APの初売りセールで26%OFF。
リアスタンドと併用せよとの注意書きがありますが、
センタースタンドとの併用でも
安定して車体を保持できていますね。
フレームを持ち上げるバイクジャッキと違って
アンダーカウルを取り外す手間が省けます。
アクスルクランプを緩めてからフロントアップ、
ブレーキキャリパーを取り外しました。
今回はアクスルシャフトを交換するだけですが、
横着してキャリパーを取り付けたままだと
ローターを曲げてしまうおそれがあるって
裏のおじいちゃんがフゴフゴ言っていました。 磯野?
『like a rolling stone』
交換するのはフロント用アクスルシャフト。
BITO製の中空クロモリシャフトってやつ。
調子のいいインプレを書いて騙し取ったポイントで
買いました。 ( ゚∀゚)
ノーマルが543gあるのに対し、
BITO製は363g。 180gのバネ下軽量化が図れます。
丸棒を中空にしても捩じり剛性は変わらないんだって。
高硬度のクロモリ鋼なので曲げ剛性も高そう。
ナットは17mmの屁臭人ヘクサビットが必要です。
左右で2個。
普段使わないサイズですが仕方ないですね。
ちょっと(´・ω・`)だったのはこのナット、アルミ製です。
購入後まずはきちんとタップが切られているか、
引っ掛かる箇所やガタはないかなど、
仮留めして確認したほうが良いと思います。
ノーマルの締め付けトルクが9.0kgf-mであるのに対し、
5.0kgf-mが指定されています。
説明書には ネジ部分にグリス塗布の指示があります。
アンチシーズを使おうかと思いましたが、
熱を持つ箇所ではありませんので
齧り防止のためとは考えにくいです。
適正なトルク管理、ネジ山保護のためだとすると
リチウムグリス(万能グリス)で良いかと思います。
あくまで私見ですけど。 ( ゚∀゚)
グリスとトルク管理の件、
[こちら]に興味深い記事があります。
無断リンクですので怒られたら削除します。
ヘックスビットの掛かりも浅いので、
あほんだらパワーで締めると
悲しいことになるかも知れません。
適正な工具で丁寧に取り付けましょう。
アクスルシャフトを規定トルクで締め込み、
ブレーキキャリパーを取り付け。
注意深くセンター出しを行ったのち
アクスルクランプを締め込みました。
とりあえず完成です。
JB POWER(BITO R&D)JBパワー(ビトーR&D)/中空クロモリシャフト ZEPHYR1100
■ 交換前
■ 交換後
見事に穴が開きましたね。 私の心のようです。
近所の小学生にアイスの棒を突っ込まれないか心配です。
ちょっと走ってきました。
昨年末の日記にも書きましたが、
フォークオイルが劣化しているせいかフロントの挙動に
腰がありません。
そのうえでのインプレッションですが、
セルフステア時のホワンとした切れ込みが
チャッとリニアになりましたね。 表現下手
たぶんこの差は寺田心くんでも分かると思います。
『リニアでしゅね』
あとこれはちょっと眉唾くさいですが、
路面の荒れに良く付いてゆくような気がします。
ま、バネ下180gの差が分かるほどのデリカシーは
持ち合わせていませんので話半分で。 ( ゚∀゚)
来週あたり心技体が整ったら、
どこかの山道でも走ってくることにします。
今回はお手軽なアクスル交換のみ行いましたが、
シーズン前にフォークオイルの交換を済ませておきたい
ところです。
実は50,000km以上使用したフォークスプリングも
交換しようと用意済み。
前回と同じくハイパープロのやつ。
もっと言うと、フォークOHのための準備も整っています。
オイルシール類一式、
嫁にはカルディ・コーヒーファームの福袋に
入っていたことにしています。
インナー/アウター分離のための特殊工具と、
オイルシールプッシャー。 梨汁ブシャ―ではない
材料は揃っているのですが、
いかんせんなかなかその気になりません。
平均気温が22℃を超えたら活動することにします。
シーモンキーかよ
あと、もう一件。
先日気づいたのですが、
Rウインカーの樹脂ステーが割れていました。
転倒どころか、ここんとこ乗ってさえいないのに。 ( ゚∀゚)
機能には問題がないのでULテープで養生していましたが、
新春アンケートで貰った泡ポイントで交換することにしました。
2017ポイントというのは
今年の西暦にちなんでいるのでしょうが、
我が家では皇紀を使っていますので2677ポイントください。
あ、やっぱりユダヤ歴でしたので5777ポイントね。
てなことを言いながらハーネステープで養生して、
車体に取り付けました。
車体側ハーネスはカワサキタイプから標準のギボシ端子に
交換済みですのであっさりと繋がります。
このウインカー、ボディが樹脂製でとても軽いのですが
ナットを締め込みすぎると樹脂部分が歪みます。
今回の件も取り付け時のクラックが経時で粉砕したのかと。
LEDウインカーですので+/GNDハーネスで接続。
ボディアースではありませんので
ステーにはネジロック剤が使えます。
点灯OK。 今日の作業は終了です。
久しぶりのバイク弄りでしたので疲れました。
フォークOH作業までには背筋を鍛えておきたいと思います。
おわり。