冬のオペラグラス

2018/01/21

2.0の視力と、虫歯のないのが自慢でした。

薄暗い仕事場で画像を凝視したり、
X線を浴びているうちにみるみる視力は低下、
入社後数年で1.2まで下がりました。
乱視も少々。



会社帰りに見上げる夜空。
星の気配は感じるものの、
いくら目を凝らしても見えません。

高校生のころ、
寮を抜け出し海岸で見上げた天の川。
もう見ることはできないものと諦めていました。



そんな時、
ふとしたきっかけで WideBino28を知りました。
青汁のヤラセCMみたいな感じで



販売元の[笠井トレーディングのHP]を見ると、

  WideBino28は実視界28ﾟという
  驚異的な広視界を示す特異なオペラグラスです。

  大抵の星座はひとつの視野に収まり、
  なおかつ肉眼よりも1～2等暗い星まで明瞭に見え、
  あたかも肉眼がドーピングされたような
  独特の見え味が楽しめます。

という紹介文が。



そもそもロシア製のオペラグラスらしいのですが、
上述の特性から星を眺める人に人気だとか。

さっそくお年玉で購入。 自分にもらった
肉眼にドーピングという惹句が気に入りました。
決してピーピングのために買ったのではありません。



星座早見盤代わりにアプリを落としました。
これで準備は万端です。



休日出勤した帰りみち、
伊藤羊華堂の屋上で空を見上げてみました。

中途半端な地方都市、
明るい夜空には星が見えません。



丁寧にピントを調整し、
暗順応で暗さに目が慣れたころ
一気に星が見え始めました。 ちょっと感激。


近いうち、
どこかの海岸で星を見上げることにします。
ひょっとしたら、おっさんになる魔法が解けて
元の王子様に戻れるかも知れません。

　　あ、そんな過去なかったわ。  ( ﾟ∀ﾟ)


まだまだ煩悩は続きます。