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ブレーキマスターをOHしてみた [バイク整備]


2018/03/25

NISSINのラジアルポンプ。
さっきバイクからもいできました。 枇杷?

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先日バイクを弄った際、
ブレーキスイッチの接触が悪いことに
気付きました。
このままでは6月の車検が危ういことに。

ブレーキメンテには絶好の晴天。
しかも嫁は朝からジム。

  チャンスです。 ( ゚∀゚)

ブレーキスイッチ交換に合わせ、
ごんさんの真似をしてラジポンをOHしてみます。
味ぽんじゃないぞ

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まずブレーキレバーを外します。

スパナで裏側のロックナットを取り外し、

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表側のピンはマイナスドライバーで
抜き取ります。
ピストンのロッド部分が出てきました。

ラバー製の蛇腹を手で抜き取ると、

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アルミ色のカップが現れました。
これがポンプのピストン部分ですね。
スナップリングで固定されています。

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スナップリングプライヤで外します。
指でピストンを押し込むと
プライヤのピンが掛けやすいです。



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ピストン部分が抜き取れました。
分解するのはここまで。

シリンダー内を綺麗にし組立に入ります。
パーツクリーナーで
ギャラリー部分を念入りに。

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交換パーツはセット売りされています。

私のラジアルマスターはNISSINの
旧型ですので、
交換パーツは62062になります。
ブレーキスイッチは62063。

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「NISSIN ラジアルマスター 交換パーツ」で
検索すると、
新型マスター用のパーツが上位に出てきますが
私のは旧型ですので適合しません。

危うく誤発注するところでした。
あっぶないとこや

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奥が交換前、手前が新しいパーツです。
見た目、違いが分かりません。

 うん、交換の必要はなさそうやね (;゚∀゚)

とはいえ走り出した恋の暴走機関車は、
もう誰にも止めることはできません。

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ピストンのラバー部分をブレーキフルードで湿らせ、

DSC01865.JPG

シリンダー奥の穴に嵌るようピンをセットします。

DSC01869.JPG

ピストンを収めたらスナップリングで固定。
これで組み立てはほぼ終了です。

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ロッドのシリンダー側には
ラバー部へのダメージの少ないシリコングリスを、

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レバー側には雨で流れにくいよう、
リチウムグリスを塗布しました。

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レバーの摺動部分にもリチウムグリスですね。



メタルラバーなら、
場所場所で使い分けなくてもいいみたいです。

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レバーを取り付けたらアッシ完了。
ここまでが部屋に持ち込んでの作業になります。
コーヒーでも淹れてのんびりやりましょう。

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ベランダから華麗にジャンプ。
駐輪場に向かいます。

折れた大腿骨を庇いながら、
早速バイクに取り付けました。

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SUS製のバンジョーですので、
クラッシュワッシャは銅のものを選びました。
指定の2.5kg-mで締め付けます。

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ブレーキスイッチのボタン部分には
シリコングリスをたっぷり塗りました。

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接触の悪かったブレーキランプ。
完全復活しました。

ピストン部分はともかく、
ブレーキスイッチは傷みが早いそうなので
こまめに確認、交換したほうがいいですね。

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NISSINのラジポンは上側にブリザーがありますので、
簡単にフルードを引けますね。
おっさんに優しい設計。 ( ゚∀゚)

エア抜きをして作業完了です。 
次回乗る前にエア噛みを再確認しましょう。

お疲れさまでした。

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先日交換したFフォークのシール類。

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一週間経ちましたがフォークオイル漏れはなさそうです。
まだ実走していないのでなんとも言えませんが。

--
昨日、山の道具を見に
昭島のアウトドアビレッジに行ったところ
生のオタ芸に遭遇。

大地を揺るがすおっさんの声。
行き場を求め彷徨う赤黒いエネルギー。

感動しました。

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電力に変換したい

だからどうした、という感じでおわり。 ( ゚∀゚)ノシ





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