ブレーキマスターをOHしてみた [バイク整備]
先日バイクを弄った際、
ブレーキスイッチの接触が悪いことに
気付きました。
このままでは6月の車検が危ういことに。
ブレーキメンテには絶好の晴天。
しかも嫁は朝からジム。
チャンスです。 ( ゚∀゚)
ブレーキスイッチ交換に合わせ、
ごんさんの真似をしてラジポンをOHしてみます。
味ぽんじゃないぞ
まずブレーキレバーを外します。
スパナで裏側のロックナットを取り外し、
表側のピンはマイナスドライバーで
抜き取ります。
ピストンのロッド部分が出てきました。
ラバー製の蛇腹を手で抜き取ると、
アルミ色のカップが現れました。
これがポンプのピストン部分ですね。
スナップリングで固定されています。
スナップリングプライヤで外します。
指でピストンを押し込むと
プライヤのピンが掛けやすいです。
ピストン部分が抜き取れました。
分解するのはここまで。
シリンダー内を綺麗にし組立に入ります。
パーツクリーナーで
ギャラリー部分を念入りに。
交換パーツはセット売りされています。
私のラジアルマスターはNISSINの
旧型ですので、
交換パーツは62062になります。
ブレーキスイッチは62063。
「NISSIN ラジアルマスター 交換パーツ」で
検索すると、
新型マスター用のパーツが上位に出てきますが
私のは旧型ですので適合しません。
危うく誤発注するところでした。
あっぶないとこや
奥が交換前、手前が新しいパーツです。
見た目、違いが分かりません。
うん、交換の必要はなさそうやね (;゚∀゚)
とはいえ走り出した恋の暴走機関車は、
もう誰にも止めることはできません。
ピストンのラバー部分をブレーキフルードで湿らせ、
シリンダー奥の穴に嵌るようピンをセットします。
ピストンを収めたらスナップリングで固定。
これで組み立てはほぼ終了です。
ロッドのシリンダー側には
ラバー部へのダメージの少ないシリコングリスを、
レバー側には雨で流れにくいよう、
リチウムグリスを塗布しました。
レバーの摺動部分にもリチウムグリスですね。
メタルラバーなら、
場所場所で使い分けなくてもいいみたいです。
レバーを取り付けたらアッシ完了。
ここまでが部屋に持ち込んでの作業になります。
コーヒーでも淹れてのんびりやりましょう。
ベランダから華麗にジャンプ。
駐輪場に向かいます。
折れた大腿骨を庇いながら、
早速バイクに取り付けました。
SUS製のバンジョーですので、
クラッシュワッシャは銅のものを選びました。
指定の2.5kg-mで締め付けます。
ブレーキスイッチのボタン部分には
シリコングリスをたっぷり塗りました。
接触の悪かったブレーキランプ。
完全復活しました。
ピストン部分はともかく、
ブレーキスイッチは傷みが早いそうなので
こまめに確認、交換したほうがいいですね。
NISSINのラジポンは上側にブリザーがありますので、
簡単にフルードを引けますね。
おっさんに優しい設計。 ( ゚∀゚)
エア抜きをして作業完了です。
次回乗る前にエア噛みを再確認しましょう。
お疲れさまでした。
先日交換したFフォークのシール類。
一週間経ちましたがフォークオイル漏れはなさそうです。
まだ実走していないのでなんとも言えませんが。
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昨日、山の道具を見に
昭島のアウトドアビレッジに行ったところ
生のオタ芸に遭遇。
大地を揺るがすおっさんの声。
行き場を求め彷徨う赤黒いエネルギー。
感動しました。
電力に変換したい
だからどうした、という感じでおわり。 ( ゚∀゚)ノシ