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2018東北4 遠い帰り道 [ツーリング(超100km)]

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2018/10/05

今日は東北ツーの最終日。

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6時に起床して朝風呂を楽しんだあと、
朝食の準備ができるまで
宿の周りを散策しました。

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谷あいを眺めていると
遠くで踏切の警報機が鳴り出し、
会津鉄道の列車が通り過ぎました。

なんか得した気分。 ( ゚∀゚)

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バイクを見ると濡れた様子はありません。
夕べ夢枕に聞いた雨音は、
近くの渓流の音だったようです。

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部屋に戻って天気予報をチェック。
今日あたりから台風の影響が出てくるようです。

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情報を総合すると、
午前中、福島県内は雨の心配はなし。

埼玉以南は雨模様ですが、
明日は回復するようなので、
午後遅くに埼玉に入れば良さそうです。

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ざっくりと予定が決まったところで朝ごはん。

大粒の納豆が美味しくて
つい食べ過ぎそうになりますが、
バネ上重量を考慮して控え気味に。

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途中で雨に遭うことを前提に荷物を積みます。

宿から出るとき、
女将さんからお土産をいただきました。
中味は道中のお楽しみにしましょう。

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少し若松方面に戻り、大内宿を訪ねました。

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朝の大内宿は人通りも少なく、
なによりも煩い駐車場係がいないので
気持ち良く見学できました。 ( ゚∀゚)

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通りから外れた神社では
お祭りの飾りつけがされていました。

雪の季節を前に、
茅葺屋根のメンテも進められている様子。

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南会津から日光,渡良瀬溪谷を抜けて帰ろうと
思ったのですが、
昨年の会津ツーと同じコースになります。

考え直して1キロほど戻り、
白河を目指すことにしました。

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甲子(かし)高原の見晴らしのいいところで休憩。
思いついた目的地をスマホで検索し
ナビにセットします。

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今回の装備はこんな感じ。
今更感はありますが、
写真の水増しのためご紹介します。

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日ごろタンクバッグは使用しないのですが、
カメラやスマホの保管,充電のため
マグネット式のものを取り付けました。

ところでこのバッグ、ゴムひもが付いていますが、
まったく役に立ちません。

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良く出し入れする装備はトップケースに収め、
主に宿で使用する着替え類は
タナックスのシートバッグに入れました。

バイクに跨る際、
脚を上げるのがひと苦労です。

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中心地から8キロほど南にくだったあたり。
白河の関に到着しました。

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芭蕉が旅への迷いを断ち切り、
奥の細道に向かう決心を固めた場所です。

  心もとなき日数重なるままに
  白河の関にかかりて旅心定りぬ

  「いかで都へ」 と便り求しも理なり
  中にも此関は三関の一にして
  風騒の人心をとどむ

  秋風を耳に残し
  紅葉を俤(おもかげ)にして
  青葉のこずえなほあはれなり

引用で行数を稼いでみました。 ( ゚∀゚)

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清川の町で聞いた話ですが、
世の中には芭蕉の足跡を辿りながら
奥の細道を旅する人も多いとか。

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公園の片隅には打ち棄てられた遊具や
施設の跡がみられます。

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  兵どもが夢の跡

芭蕉の名を見上げ、またその旅の生涯に憧れ
芭蕉所縁の地を盛り上げたいという
人びとの健気さを感じます。

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バイクに戻ってひと息つきます。

宿でいただいたお菓子でおやつの時間。
小さな手紙が添えられていました。

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人と接するのが煩わしくて
バイクで出掛けましたが、
どこにいて何をしていても
誰かしらのお世話になるという事実。

気儘なバイク遊びも度を超すと
収支が合わなくなってしまいます。

お蔭さまで踏ん切りがつきました。
今回の東北ツーはここまでとし、
これから先は安全に帰ることに集中します。

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宇都宮まできたところで食事を取ります。

空模様を見ると、
どうも雨は避けられそうもありません。

濡れた身体では
食事を取ることもままならないため、
今のうちに食べておこうという魂胆。

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天下一品。

まだまだ遠い帰り道。
ここから先は体力と気力が必要ということで、
こってりスープに大量の大蒜を投下。 ( ゚∀゚)~

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くじでミニミニ丼が当たってしまいました。

  神さま、ありがとうございます。
  でも、これじゃないねん。

思わぬ荷物が増えましたがこれも旅の記念、
ありがたく頂戴しておきます。

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大宮まで来たところで本降りになりました。
合羽の上だけ着用し、
レイングローブに取り換えました。

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西東京あたりで最後のトイレタイム。

ドラッグストアのトイレは店外にあるため、
こんな時にはとても助かります。

次回大量買いしますので許してください。

ドライマスターのパンツも
そろそろ防水性の限界ですが、
裏地がメッシュのため
意外と不快感はありません。

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20時に無事自宅に到着しました。

道中お世話になった皆さま、
ありがとうございました。

また最後まで糞つまんない日記を読んでくださった
皆さまにも感謝です。

ひょっとしたらこれが人生最後の長距離ツーに
なるかも知れないと思っていましたが、
色々な風景と多くの人と出会うことで、
世の中とバイク旅に未練が生まれてしまいました。

これからの三連休、
観たもの聞いたことを整理したいと思っています。


追伸、

翌土曜日朝から、
1000キロほどの距離を
頑張って走ってくれたバイクを綺麗にしました。

いつもの水なし洗車ですが、
案外綺麗になりました。 汁なし担々麺みたいに言わない

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お礼にバイクカバーも新品に交換しました。

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ではまた、
何か面白いことがあれば報告します。 ( ゚∀゚)ノシ

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