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ドライブレコーダーをつけてみた・令和編 [バイク整備]


2019/05/02

過去2回、付けようとしては
玉砕したドライブレコーダー。

DSC03633_R.JPG
  続・ドライブレコーダーをつけてみた

某ベテランライダーの日記に勇気を貰い、
令和最初の大勝負に出てみました。
それほどでもない

さっそくAmazonで物色。

ポイントはGPS対応で
カメラステーがGoProタイプのやつ。

 

ステーあれこれ

GPSは時計合わせをする必要がないため。
GoProステーは3rdパーティ製が
充実していますからね。


DSC00797_R.JPG

タンク下の配線は
平成のうちに済ませておきました。

エンジン上を通る配線は、
耐熱150℃、自己消火性の
編組チューブで保護しています。

DSC03634_R.JPG

前のカメラ

フロントカメラはここに付けました。
カウル下が第一候補だったのですが、
ホーンその他で
スペースがありませんでした。



お道具箱にあったフォーククランプ。

これまでも日記に何度か登場していますが、
やっと使いどころが見つかりました。



ここにGoProタイプのマウントベースを
M10ボルトで共締めします。

このマウントベース、
ブラックアルマイト処理が
されているのですが、
このままではカメラに干渉するため、
アールの部分を2mmほど
削る必要があります。

削った箇所はタッチペンで
塗装しておきました。

DSC03635_R.JPG

付属のマウントベースは樹脂製で、
M5ボルトで締めこむと変形して
カメラを固定する仕組み。

アルミ製のステーでは撓まないため、
シムで隙間を埋めてやる必要があります。

DSC03660_R.JPG

付属の樹脂ベースを使う方も、
シムの利用をお勧めします。

上述の理由でベースが湾曲、
両面テープの接着面が凸面になり
端から剥がれてくるようです。

樹脂に応力が加わっていると
経時でクラックが入りそうですし。

シムはミニ四駆用が少量で入手でき便利。



後ろのカメラ

リアカメラは
キャリアに取り付けることにしました。

ステーにプレートを固定している
M8ボルトにマウントベースを
共締めします。



こちらもカメラに干渉しないよう
アール部分の切削加工と
隙間を埋めるシムが必要です。

DSC03639_R.JPG

黒染めのボルト(矢印)が
キャリアに付属のものですが、
これだと短くてマウントベースが共締め
できません。

DSC00790 (2).JPG

現状より10mm長いM8・SUS皿ボルトに
交換します。


DSC03637_R.JPG

こんな感じで取り付けました。

まずは仮止め。
角度は後で画を見ながら調整します。

000.PNG

カメラの前フードはねじ込み式。
ここを分解してもOHできる訳でなく、
ステー取り外し時の便宜のみ。

走行中に落とすのは嫌なので、
瞬間接着剤で固定したったわ。

DSC03640_R.JPG

本体をつないでみる

本体はシート下に収めるようにしました。
モニターはオフ設定ができます。

せっかくの防水モニターですが、
ハンドル周りには取り付けるスペースが
ありません。

DSC03642_R.JPG

モニター面が傷つかないよう、
保護シートは剥がさず
発泡ゴムのベルトを巻きました。

放熱が心配なのでケースには入れません。

ラフな扱いですが、
翌日の実走確認では振動での誤検知は
ありませんでした(感度:中)。

DSC03645_R.JPG



ペリフェラルもつけてみた

GPSアンテナはシート右側に出して、

DSC03646_R.JPG

キャリアのステーに
タナックスのマルチマウントで
取り付けました。

DSC03658_R.JPG

微妙に水平が出ていませんが、
受信には問題ないでしょう。



リモコンはシート左側に出しました。

DSC03647_R.JPG

見たところリモコンユニットは
防水性はなさそうですので、
マジックテープで着脱できるように
しました。

このリモコンはちょん押しで静止画撮影、
長押しで動画ファイルをロックします。

ボタンはわかりやすい突起で、
走行中でも簡単に操作できそう。

DSC03650_R.JPG

LEDインジケータは充電や録画の状態を表示。
マイクもここに入っているようです。

電源をつないでみた

電源はUSBですが、
2Aの電流が必要なようです。

エーモンの2881は、
2ポート合計で4.8Aまで取れますので
スマホの充電も同時にできますね。

 故障事例が多いようですので、
 あまりお勧めできません。
   熱や負荷変動に弱いのかも知れません。

  知らんけど。

 商品リンクを削除しました。

 12Vの配線キットも付属していますが、
 芯線が細い(AWG#24~26?)のと
 中国製12/5Vレギュレータがいまひとつ
 信用できないため使用しませんでした。

12Vは先日の日記に書いた
ヒューズボックス(廃番商品)から。

ヒューズは2Aで良さそうです。
2Aは調達性が悪いので3Aかな。

 12Vx2A=24VA
   5Vx4.8A=24VA

ヒューズボックス前段に、
ACC電源連動のリレーを組んであります。
キーオンで電源が供給され
録画を開始します。

DSC00795_R.JPG

商品リンクばかりの日記ですが、
何かのご参考になれば。

明日、元気があれば動画をアップします。


撮ってみた

2019/05/03

近所を走ってきました。

メモリーカードをPCで開くと、
video, photoの2フォルダが
作成されていました。

videoフォルダには、
SOS, VIDA, VIDB という
フォルダがあります。

000.PNG

SOSフォルダには衝撃検知時の
上書き禁止ファイルが保存されます。

衝撃検知感度設定:中で
通常の走行ではSOSファイルなし。
暫くはこの設定で使ってみます。

001.PNG

VIDAフォルダは
フロントカメラの画像。

ファイル名は日付,時間等で
構成されています。

  20190503_113617A
   → 2019/05/03 11:36 に保存した
   17番目のフロントカメラ画像(A)

VIDBフォルダに生成される
同名のファイル(サフィックスB)は
同期したリアカメラ画像です。

003.PNG

フロントカメラの画像はこんな感じ。
解像度は1080Pです。

YouTubeアップ時の再CODECで
歪みが増えていますが、
オリジナルはもう少し奇麗です。


同時に撮ったリアカメラの画像は
こんな感じです。
前後同時に再生開始してみてください。


シート横のGPSアンテナですが、
きちんと衛星を捉えているようです。

ツールを使ってみる

画面左下にGPSで受信した緯度経度と

時間、速度が表示されていますね。

Google Mapの検索窓に
35.6838, 139.5020 と入力すると
ほぼ正しい位置を示していました。

ソフトを落とすと、
トラッキング表示もできます。

x999_R.jpg


photoフォルダには
リモコンボタンちょん押しで撮った画像が
A,B(前後)ペアで保存されています。

こちらも緯度経度が書き込まれますので、
気になった風景をメモするのに便利です。

002.PNG

広角レンズですので歪みは大きいですが、
まあまあちゃんと写っていますね。

20190503_110435A.jpg
西武川越線 カナヘイ号

メモリ容量について

videoフォルダにはA, Bそれぞれ
180MB程度のファイルが84個あります。
1080P, 3分設定の場合

 180MBx84x2=30.24GB
 84x3min=4.2hour

付属の32GBのマイクロSDにて
前後1080Pで~4時間くらいの撮影は
できそうです。

128GBまで対応しているそうなので、
出発から帰宅までメモリに残すことも
可能ですね。

耐久性,信頼性はまだ未知数ですが、
なかなか面白いかも知れません。


メモリを買ってみた

2019/05/06

128GB マイクロSDが届きました。



安いSDメモリーカードは
容量を偽装したものや
偽物が結構あるらしいです。

見分け方は容量の確認と
アクセススピードだとか。

h2testwというソフトで
書き込みとベリファイを行ってみました。

H2testw.PNG

121.909GBの記憶領域への書き込み可、
ベリファイもノーエラーでした。
容量偽装はなさそうですね。

次はアクセススピードの確認。
CrystalDiscMarkというソフトを使いました。

上記の容量確認ではPCのカードスロットを
使用しましたが、それだと遅いので
速度測定はUSB3.0ポートに
UHS-I対応のカードリーダーを繋ぎます。



CrystalDiskMark.PNG

上段の 90.48, 63.36Mbpsというのが
メモリーへのアクセス速度(R/W)です。

スペック上限の100Mbpsには
届かないものの、
4K動画記録の要求スペックが30Mbps以上
だそうですから十分でしょう。
HDx2だから帯域半分だし。

ちなみにドラレコに付属していた
32Gカードのスペックはこんな感じ。

Fuzoku_32.PNG

これで全ファイル問題なく
読み書きできています。


メモリ容量について考えた

とりあえず偽物ではなさそうなので
ひと安心です。

欲を言えばドラレコには高耐久タイプの
メモリーカードが良いそうですが、
価格が3~4倍(当社調べ)しますので、
これでよしとします。


なんちゃって計算ですが、

NANDフラッシュメモリのW/R回数上限が
1000回として、
128GBメモリで15時間,450km走行分の
画像が記録できるとすると、
450,000km走行するまで寿命が来ない筈。

バイクの寿命より長いですね。

4GBのメモリでもその1/32、14,062.5km。
2年くらいは持ちそう。
実際にはウェアレベリングだの
フォーマットだので増減するでしょうけど。

以上、机上の空論ということで。




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