ドライブレコーダーをつけてみた・令和編 [バイク整備]
続・ドライブレコーダーをつけてみた
某ベテランライダーの日記に勇気を貰い、
令和最初の大勝負に出てみました。
それほどでもない
さっそくAmazonで物色。
ポイントはGPS対応で
カメラステーがGoProタイプのやつ。
ステーあれこれ
GPSは時計合わせをする必要がないため。
GoProステーは3rdパーティ製が
充実していますからね。
某ベテランライダーの日記に勇気を貰い、
令和最初の大勝負に出てみました。
それほどでもない
さっそくAmazonで物色。
ポイントはGPS対応で
カメラステーがGoProタイプのやつ。
ステーあれこれ
GPSは時計合わせをする必要がないため。
GoProステーは3rdパーティ製が
充実していますからね。
タンク下の配線は
平成のうちに済ませておきました。
エンジン上を通る配線は、
耐熱150℃、自己消火性の
編組チューブで保護しています。
前のカメラ
フロントカメラはここに付けました。
カウル下が第一候補だったのですが、
ホーンその他で
スペースがありませんでした。
お道具箱にあったフォーククランプ。
これまでも日記に何度か登場していますが、
やっと使いどころが見つかりました。
ここにGoProタイプのマウントベースを
M10ボルトで共締めします。
このマウントベース、
ブラックアルマイト処理が
されているのですが、
このままではカメラに干渉するため、
アールの部分を2mmほど
削る必要があります。
削った箇所はタッチペンで
塗装しておきました。
付属のマウントベースは樹脂製で、
M5ボルトで締めこむと変形して
カメラを固定する仕組み。
アルミ製のステーでは撓まないため、
シムで隙間を埋めてやる必要があります。
付属の樹脂ベースを使う方も、
シムの利用をお勧めします。
上述の理由でベースが湾曲、
両面テープの接着面が凸面になり
端から剥がれてくるようです。
樹脂に応力が加わっていると
経時でクラックが入りそうですし。
シムはミニ四駆用が少量で入手でき便利。
後ろのカメラ
リアカメラは
キャリアに取り付けることにしました。
ステーにプレートを固定している
M8ボルトにマウントベースを
共締めします。
こちらもカメラに干渉しないよう
アール部分の切削加工と
隙間を埋めるシムが必要です。
黒染めのボルト(矢印)が
キャリアに付属のものですが、
これだと短くてマウントベースが共締め
できません。
現状より10mm長いM8・SUS皿ボルトに
交換します。
こんな感じで取り付けました。
まずは仮止め。
角度は後で画を見ながら調整します。
カメラの前フードはねじ込み式。
ここを分解してもOHできる訳でなく、
ステー取り外し時の便宜のみ。
走行中に落とすのは嫌なので、
瞬間接着剤で固定したったわ。
本体をつないでみる
本体はシート下に収めるようにしました。
モニターはオフ設定ができます。
せっかくの防水モニターですが、
ハンドル周りには取り付けるスペースが
ありません。
モニター面が傷つかないよう、
保護シートは剥がさず
発泡ゴムのベルトを巻きました。
放熱が心配なのでケースには入れません。
ラフな扱いですが、
翌日の実走確認では振動での誤検知は
ありませんでした(感度:中)。
ペリフェラルもつけてみた
GPSアンテナはシート右側に出して、
キャリアのステーに
タナックスのマルチマウントで
取り付けました。
微妙に水平が出ていませんが、
受信には問題ないでしょう。
リモコンはシート左側に出しました。
見たところリモコンユニットは
防水性はなさそうですので、
マジックテープで着脱できるように
しました。
このリモコンはちょん押しで静止画撮影、
長押しで動画ファイルをロックします。
ボタンはわかりやすい突起で、
走行中でも簡単に操作できそう。
LEDインジケータは充電や録画の状態を表示。
マイクもここに入っているようです。
電源をつないでみた
電源はUSBですが、
2Aの電流が必要なようです。
エーモンの2881は、
2ポート合計で4.8Aまで取れますので
スマホの充電も同時にできますね。
故障事例が多いようですので、
あまりお勧めできません。
熱や負荷変動に弱いのかも知れません。
知らんけど。
商品リンクを削除しました。
12Vの配線キットも付属していますが、
芯線が細い(AWG#24~26?)のと
中国製12/5Vレギュレータがいまひとつ
信用できないため使用しませんでした。
12Vは先日の日記に書いた
ヒューズボックス(廃番商品)から。
ヒューズは2Aで良さそうです。
2Aは調達性が悪いので3Aかな。
12Vx2A=24VA
5Vx4.8A=24VA
ヒューズボックス前段に、
ACC電源連動のリレーを組んであります。
キーオンで電源が供給され
録画を開始します。
商品リンクばかりの日記ですが、
何かのご参考になれば。
明日、元気があれば動画をアップします。
ヒューズボックス前段に、
ACC電源連動のリレーを組んであります。
キーオンで電源が供給され
録画を開始します。
商品リンクばかりの日記ですが、
何かのご参考になれば。
明日、元気があれば動画をアップします。
撮ってみた
2019/05/03
近所を走ってきました。
メモリーカードをPCで開くと、
video, photoの2フォルダが
作成されていました。
videoフォルダには、
SOS, VIDA, VIDB という
フォルダがあります。
SOSフォルダには衝撃検知時の
上書き禁止ファイルが保存されます。
衝撃検知感度設定:中で
通常の走行ではSOSファイルなし。
暫くはこの設定で使ってみます。
VIDAフォルダは
フロントカメラの画像。
ファイル名は日付,時間等で
構成されています。
20190503_113617A
→ 2019/05/03 11:36 に保存した
17番目のフロントカメラ画像(A)
VIDBフォルダに生成される
同名のファイル(サフィックスB)は
同期したリアカメラ画像です。
フロントカメラの画像はこんな感じ。
解像度は1080Pです。
YouTubeアップ時の再CODECで
歪みが増えていますが、
オリジナルはもう少し奇麗です。
通常の走行ではSOSファイルなし。
暫くはこの設定で使ってみます。
VIDAフォルダは
フロントカメラの画像。
ファイル名は日付,時間等で
構成されています。
20190503_113617A
→ 2019/05/03 11:36 に保存した
17番目のフロントカメラ画像(A)
VIDBフォルダに生成される
同名のファイル(サフィックスB)は
同期したリアカメラ画像です。
フロントカメラの画像はこんな感じ。
解像度は1080Pです。
YouTubeアップ時の再CODECで
歪みが増えていますが、
オリジナルはもう少し奇麗です。
同時に撮ったリアカメラの画像は
こんな感じです。
前後同時に再生開始してみてください。
シート横のGPSアンテナですが、
きちんと衛星を捉えているようです。
ツールを使ってみる
画面左下にGPSで受信した緯度経度と
時間、速度が表示されていますね。
Google Mapの検索窓に
35.6838, 139.5020 と入力すると
ほぼ正しい位置を示していました。
ソフトを落とすと、
トラッキング表示もできます。
photoフォルダには
リモコンボタンちょん押しで撮った画像が
A,B(前後)ペアで保存されています。
こちらも緯度経度が書き込まれますので、
気になった風景をメモするのに便利です。
広角レンズですので歪みは大きいですが、
まあまあちゃんと写っていますね。
西武川越線 カナヘイ号
メモリ容量について
videoフォルダにはA, Bそれぞれ
180MB程度のファイルが84個あります。
1080P, 3分設定の場合
180MBx84x2=30.24GB
84x3min=4.2hour
付属の32GBのマイクロSDにて
前後1080Pで~4時間くらいの撮影は
できそうです。
128GBまで対応しているそうなので、
出発から帰宅までメモリに残すことも
可能ですね。
耐久性,信頼性はまだ未知数ですが、
なかなか面白いかも知れません。
メモリを買ってみた
2019/05/06
128GB マイクロSDが届きました。
安いSDメモリーカードは
容量を偽装したものや
偽物が結構あるらしいです。
見分け方は容量の確認と
アクセススピードだとか。
h2testwというソフトで
書き込みとベリファイを行ってみました。
121.909GBの記憶領域への書き込み可、
ベリファイもノーエラーでした。
容量偽装はなさそうですね。
次はアクセススピードの確認。
CrystalDiscMarkというソフトを使いました。
上記の容量確認ではPCのカードスロットを
使用しましたが、それだと遅いので
速度測定はUSB3.0ポートに
UHS-I対応のカードリーダーを繋ぎます。
上段の 90.48, 63.36Mbpsというのが
メモリーへのアクセス速度(R/W)です。
スペック上限の100Mbpsには
届かないものの、
4K動画記録の要求スペックが30Mbps以上
だそうですから十分でしょう。
だそうですから十分でしょう。
メモリ容量について考えた
とりあえず偽物ではなさそうなので
ひと安心です。
欲を言えばドラレコには高耐久タイプの
メモリーカードが良いそうですが、
価格が3~4倍(当社調べ)しますので、
これでよしとします。
なんちゃって計算ですが、
NANDフラッシュメモリのW/R回数上限が
1000回として、
128GBメモリで15時間,450km走行分の
画像が記録できるとすると、
450,000km走行するまで寿命が来ない筈。
バイクの寿命より長いですね。
4GBのメモリでもその1/32、14,062.5km。
2年くらいは持ちそう。
実際にはウェアレベリングだの
フォーマットだので増減するでしょうけど。
以上、机上の空論ということで。