下仁田にカレーを食べに行くはなし

2020/10/24

秋物のスカーフを選んでいたら、
出発が7時になりました。うそです

府中街道を北へ。

所沢まで出たところで、
飯能から秩父を目指します。



久しぶりのR299。

目立った渋滞もなく、
気持ちよく走ることができました。



武蔵横手の駅で小休止。

ちょうど到着した電車からは
カラフルな服装のハイカーが降りてきます。
お互い今日はいい一日にしましょう。



秩父の市街地に入り、
まずは羊山に登ってみました。



いいお天気になりました。

午前の低い太陽を浴びて、
妙義山の陰影が印象的です。

あっちのほうに行ってみましょうか。



今日は真面目に胸プロテクターを
着けてきました。

これが役立つ瞬間が来ないよう、
丁寧に走ることにします。



武甲山に別れを告げ、
皆野からK44, K13を繋ぎます。

群馬への入り口は鬼石にしました。



ふるさと通りを北上し藤岡を目指します。

途中の八塩温泉から桜山あたり、
道端の景色に気品を感じます。
いつかゆっくりと探検してみたいですね。



途中、いい場所を見つけました。



赤城山の西側斜面から
榛名山を一望できる場所。
ただただ空が広いです。



ちょっとした東屋もあり、
コンビニよりずいぶん上等な休憩場所。



残念なのはトイレがないこと。

飲みものを仕入れるついでに、
事前にコンビニで済ませましょう。



なんとなくの目的地、
下仁田の駅に着いたのはお昼前。

さてこのあとどうしましょうか。



内山峠から佐久に抜けようと
ぼんやりと考えてはいました。

コスモスの時期ですからね。



とりあえず駅前の れすとらんヒロ さんで
早めのお昼を取りながら
作戦を練ることにします。



最近覚えたやりかたで、
地図を貼ってみた。



ほう、下仁田ヒレかつ丼ですか。
このあたりの名物なんでしょうかね。



ということで
ロースかつカレーにしました。おい

カレーはさっぱりとした欧風、
サクサクの揚げたてロースかつが
秀逸でした。



お店から出て準備をしているうち、
大事なことに気づきました。

　この後の作戦を練るの忘れた。



一旦は内山峠に向かったのですが、
5kmほど走ってUターン。

距離を延ばすより、
色々寄り道して帰ることにしました。



上信電鉄の駅に立ち寄りながら
地元の方とお話しし、
ちょっとした旅情を味わいます。




南蛇井駅。
松田優作のくだりは
昔の日記をご覧ください。

あ、いや、別にわざわざ見に行くほどの
ものでもないです。



西吉井では駅前にちょっとした
待合のスペースがあり、
大振りの木製ベンチが据えられていました。

これはいけない。
動けなくなります。




弱まり始めた午後の太陽と
初めてなのに懐かしい駅前の風景。

遠くから布団を叩く音が聞こえます。



一旦腰を下ろすと
二度と動きたくなくなるベンチ。

とはいえ帰らないと
ちょっと面倒なことになります。



西日を背に受けて
山を下ってゆきます。




直売所で売れ残った舞茸と
里芋をお土産に。

地元のトマトジュースで元気を出します。



道路とバイク操作に集中できる山道から、
多くの車が混走する街中の道へ。

バイクへの積極的な入力を『攻め』だとすると、
周囲の状況に即応できる『守り』側に
気持ちのツマミを2目盛回します。


こうはならんだろ

所沢に向かうバイパスは大渋滞。
北に南に迷走します。



VICSアンテナ撤去が悔やまれますが、
これもまた一興。



結局、まるまる12時間バイクに跨っていました。
尾骶骨がすり減った気がします。
距離にして300kmちょいなんですけど。



季節はどんどん冬に向かっていますが、
週末がうまい具合に晴れたなら、
また小春日和の山道を走りたいですね。

特に見せ場もなく、おわり。