あじさいを見に行くはなし [ツーリング(近場)]
ちょうど12年前の今ごろ、
坂東三十三箇所巡拝にて伺って以来ですね。
800mほど続くまっすぐな参道。
家々の軒下には屋号を書いた木札が下がり、
賑やかだった往時が偲ばれます。
仁王門から見上げると、
観音堂まで雰囲気のある石段が続いています。
この石段の両脇に
あじさいが群生している筈ですが。
うせやん。
うん、ちょっと早かったみたい。
手水にあじさいが飾られていました。
今日はこれを見に来たことにします。おい
薬師如来像が特別開帳されていますね。
ちょっと拝観させていただきましょう。
Wikipediaには、
瑠璃光を以て衆生の病苦を救うとされている。
無明の病を直す法薬を与える医薬の仏として、
如来には珍しく現世利益信仰を集める。
とありますので、
新型コロナ禍を受けての配慮なのでしょう。
住職の心映えを感じます。
そもそもお寺というのは、
定められた年間行事を辿るだけでなく、
世事に柔軟に即応する、
生活の折々で自然と足の向く場所
だったのでしょうね。
あたりまえのことに気づけただけでも、
今日のツーは儲けものでした。
あじさいはないけど
観音堂にお参りし参拝完了。
世界平和を祈念しまひた。 噛んだ
なお観音堂前、香炉の鐘を撞くと
こども動物公園の猿が返事をします。豆な
観音堂脇の石崖には
数多くの石仏が祀られています。
古くは鎌倉期のものもあるとか。
折角ですので、
あたりを散策してみましょうか。
物見山公園へと続く謎の地下通路、
見覚えのある落書きに再会しました。
1998年、今から23年前。
当人が当時18歳だとしてもいま41歳。
おっさんのボーダーが40歳ですので
こっち側です。
愛だろ?愛 発音しないk?
ネ合 って漢字ありましたっけ?
袷(あわせ)は衣偏だし。
まさか蛤(はまぐり)? お吸い物娘かよ
てか、まだ見てないんかーい。髭男爵でひとつ
地上に出ると昭和レトロな定食屋さんが。
冷たいお蕎麦でもと思いましたが、
生憎ここに来る前に食事は済んでいます。
海水温の上昇で異常に巨大化した
牡蠣のフライ定食。長いわ
川越市場の花いち。
久しぶりに伺ったのは同店のHPで、
リニューアルのお知らせを見たから。
なにやらお一人様用のカウンター席を
設けたとか。
わくわくして入ってみたら昔のまま。
看板や幟にも、お一人様専用席を作ったと
書かれているのですが、
予定がずれ込んだのでしょうかね?
で、このカウンターの写真どこやねん。
帰りみち、越生でお風呂に入りました。
この施設、水着着用の混浴があります。極秘情報
このご時世ですから露天のみ利用。
いつものマッサージチェアや休憩室は
パスしました。
ただ感染力の強いインド型では
いままで効果のあった予防措置では
歯が立たないとか。
インド由来、
真言密教の霊験に期待するものの
ちょっと調子に乗りすぎたかも、です。
暫くは大人しくしておきます。
おんころころせんだりまとうぎそわか
お薬師様の真言を唱えながら、おわり。